カテゴリ:関西
こんばんは。ほうとうです。 南紀のお話も今日が最後。お付き合いください。 海岸の那智駅から、熊野古道である旧道を1時間強かけて登ってきたほうとう父子 ですが、大門坂駐車場でトイレ休憩を挟み、いよいよ那智山への登りにかかります。 まずは有名な大門坂入口にある夫婦杉。 パンフレットなどでも御馴染みですね。ここの手前の大門坂茶屋では、時代衣装の レンタルもあるのですが、ちょっと恥ずかしくてスルーしました。 ここから杉木立の中、石畳の階段が約640m続きます。熊野古道の中でも最も整備 されつつ、当時の雰囲気が残っている道だそうです。 坂の途中に九十九王子最後の多富気王子跡があり、 でもこの坂の2か所には、昔関所があったそうで、頑張って登る人から銭を取らんでも って思いましたが、石畳の整備費ってことなんでしょうか。 大門坂を過ぎ、表参道の階段を登りながら、傍らの土産物店でりゅうびちゃんの母 用に那智黒石の硯を買って、さあいよいよ熊野那智大社です。 拝殿右手にあるのが、根元の通り抜けもできる(有料)天然記念物の大樟(くす) で、すぐ奥に西国観音霊場第一番札所である青岸渡寺があります。ここの境内は 三重塔と那智の滝が一目で見える写真スポットなので、写真屋さんが待ち構えて います。なんで、少し離れたところで撮影。 塔に近づいたせいで、三重塔が少し大きくなってバランスがイマイチかな。 三重塔からは当然滝がよく見えますが、谷の間から熊野灘も眺められます。 ここまで登ってきたんだなぁ、という気分になります。 三重塔下から鎌倉時代の古坂を下ると、飛瀧神社の鳥居があり、さらに少し下ると ご神体である那智の滝が。日本一の落差133mを誇る見事なものですが、拝観料を 払うと近づいて眺めることができます。 滝壺の少し上に虹が架かっているのが見えますか。肉眼だとはっきり見えるのですが。 ここまで歩いてきて、これを見ると神が近くにいるのかなぁ、とか、浄土ってあるのか なぁ、てなちょっと満たされたような気分になってしまいますね。 この後、地元の美味しいものを頂いて大阪への帰路に着いたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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