I have a dream

こんばんは、ほうとうです。
　前日は雨が降りましたが、トレッキング当日はきれいに晴れ上がりました。
　三本杭山頂は木が生えていないので、眺望が良く気分も上がります。

　　　山頂付近から東の眺め
　この他、西の宇和海も見られました。

　山頂で昼食休憩を取っていると、頭上にハロや

　　　環水平アーク
という珍しい気象現象が現れました。ラッキー。

　休憩後は、三本杭のタワから西に下り、ブナ林、熊のコル（周辺地帯には、鹿のコル、猪の
コル、猿のコルもある。）を経て谷沿いを下り、目的のもう一つ、滑床渓谷に向かいます。
　二の俣沿いに下っていると、沢を遡上してきたグループを見かけ、なおも下ると、滑床渓谷
本流との合流点である

　　　奥千畳
に出ます。沢が合流しても、岩盤の上を水が滑るように流れて行き、だだっ広い場所となって
います。
　ここから右岸を下って行くのですが、流れ込む支流は皆

　　　ナメ
となっており、横切って渡渉するので、スリップし易く、足の置き方・置き場所に注意が必要です。
前日雨が降ったので、この日は水量が多く、特に要注意でした。
　左岸側も皆滑滝となって流れ込んでいます。



　渓谷を緩やかに下って行くと、橋を渡り、続いて日本の滝百選の一つ

　　　雪輪の滝
見事なまでに大きな滑滝です。
　ここから下流は遊歩道が設えてあるので、観光客でも来れます。


　　　河鹿滝


　　　三筋滝

　この付近では、キャニオリングを楽しむ子供たちのグループも見かけました。
　しかし、これだけナメや滑滝が続く地形は関西では見たことが無く、この地形の成り立ちを
知りたくなったのでした。