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米ファンドのスターウッドがTOBを仕掛けているインベスコオフィスですが、ごくわずかNISA枠で保有していたものを本日売却しました。実は、4月の権利落ち後にかなり長期で指し値の売り注文を出していたのですが、本日価格が上昇したことに伴い、約定したという形です。
なんで今日急に価格が上昇したのかなと思ったら、からくりは、スターウッドによるTOB価格のつり上げですね。 スターウッドのプレスリリース 昨日づけで、2万円から、21,750円に変更するとリリースがありました。さらには、TOBの成立条件も2/3以上から55.27%にまで引き下げるとのことです。ただし、インベスコ側が求めていたTOB期間の延長はしないということです。 4月はじめにスターウッドから大量保有報告書が出て、TOBもアナウンスされました。インベスコオフィス側からは聞いてねーよてなリリースが出ました。 インベスコオフィスのプレスリリース(2021) その後、時間稼ぎのためか、期間延長の要請を行い、とりあえずはTOBの賛否は留保としましたが、スターウッド側から延長を拒否されて、TOBの緊急差し止めをお上に申し立てたりしましたが、結局対抗措置として親に買い付けてくれというような依頼を出しまして、スターウッドのTOBには反対を表明しました。ただし、親にはTOB価格と同額の2万円で買ってくれと言っているようですね。市場ではスターウッドのTOB表明以来ずっと2万円は超える価格で推移していますが。 で、これにさらに対抗してスターウッド側がTOB価格の引き上げと成立条件の引き下げを行ったというのが昨日の状況だったようです。 ま、今後もお互いの対抗策で価格がつり上がっていく可能性はあるかもしれませんが、もうこれ以上つきあうのも面倒なので、今回スッキリ売り切ってサヨナラしました。もっとも、もともとNISA枠の最後のあまりを埋めるために購入しただけにごくわずかですから、これ以上様子を見て、上がったとしてもどうせたいした利益にはならないんですけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/05/11 10:15:52 PM
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