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テーマ:暮らしを楽しむ(384425)
カテゴリ:衣服・服飾・化粧
これまでのはなし 2018.08.16「バッグは、7個。」 2019.01.21「新しく買うこと、修理すること。 」 2019.01.26「エコバッグ(トートバッグ)のリメイク」 2019.05.30「ワーママの通勤バッグと、鞄の中身。」 2019.07.24「バッグは6つ?ワーママ通勤バッグと、鞄の中身。」 2019.08.29「【自分で修理】ロンシャン ルプリアージュの角穴にコーナーパーツを当てる」 2019.12.28「革の鞄を丸洗いする」 2020.04.20「【服飾】バッグ買い替え計画!」 前回の結論 愛用10年目の革の鞄。 色落ちや黒ずみ、シミが気になる。 みすぼらしくなってきたので修理を考えるも、革のバッグのクリーニング・リカラー(再着色)は、数万円。 検索して辿りついた「サフィール」(公式サイト)という皮革染料でセルフリペアを決意。 ![]() フランス製の補色クリーム。全47色。 一度着色して乾けば、擦れても色移りしないそう。 黒以外は色合わせが難しそうなのと、本当に色落ちしないのか?という疑問はある。 税込み1,430円(送料込)。 さて、どの色を合わせよう。 黒以外は色合わせが難しそう。 調べていたら、「カラー見本紙送付サービス」をやっていました。 エクセルファイルをダウンロードして、名前や色(5色まで)を記入してメールで送信。 その紙に色を塗って送ってくれました。 私は、 ・ライトブラウン ・ブラウン ・ダークブラウン ・コニャック ・タバコブラウン の5色にしました。 ブラウン系たくさんあって難しい。 ![]() バッグにあてて、色を検討。 うーん、難しい。 ライトブラウンが一番近い気もするけど、明るすぎる。 コニャックの色味も近いけど、こちらは暗すぎるような。 2色購入して混ぜることも考えましたが、結局一番近そうなライトブラウンにしました。 サフィール届く 色見本を送ってくれたお店で購入。 ポスト投函で、注文した翌日には届きました。速っ。 ![]() 外箱。 いかにも輸入品って感じのパッケージ。 使い方が絵で描いてあるのでわかり易い。 1.きれいに拭いて 2.サフィールを布で塗って 3.10分乾燥 4.布で磨く という順番です。 ![]() 中身はこんな感じで、大き目の絵の具のチューブみたい。 いざ、着色! 布で表面の汚れをざっとふき取り、着色。 水彩絵の具くらいのとろみ。 思ったよりドロッとしておらず、よく伸びる。 薄くのばすと、10分おかずにすぐに乾いていきます。 塗り方最初は、数回に分けて塗り重ねようと思っていました。 しかし薄くのばすと黒ずみが全然消えない…。むしろ目立つ…。 黒ずみは、サフィールをのばさず、「置く」ようにのせると消えました。 周辺をのばしてグラデーションみたいにすると違和感なし。 もし、革のものの色を変えたい人がいたら、厚めに塗るべし。 何で塗る?はじめは直に手に取って塗ってみました。 革の鞄の皺や細かいところも塗りやすい。 手がえらいことになるけど、擦るとすぐに剥がれます。 10分ごとに手を洗うのが大変なので、次はビニールに手をはめて塗ってみました。 これだと楽ちん。ただ、細かいところが塗りにくい。 一長一短。 机やステンレスについても、擦るとすぐにとれます。 なんで鞄だけ取れないんだろう。不思議。 色合わせ塗り始めると「色が明るすぎた?」と後悔しました。 しかし、乾燥するとわりと大丈夫。 イメージ的に、ボンドに絵の具を入れたような感じ。塗って乾くと透明度が増す。 不思議な素材で、乾燥すると仕上がりはしっとり。 革の質感そのまま。パキパキ割れてくることもない。 ゴム…?みたいな…?? なるほど確かに服への色移りはしなさそう。 ライダースジャケットに使っている人がいるというのも納得。 臭いとにかく臭いがすごくて、鼻がひん曲がりそう。 化学っぽい臭いなんだけど、百貨店の化粧品コーナーみたいでもある。 私はくしゃみと鼻水が止まらなくなりました。 換気必須。 サフィール自体はすぐに乾いて、鞄は使えます。 ただ、臭い。 現在放置中。 この臭い、いつ消えるんだろう…。 Before/After ![]() 分かりづらい比較写真。 全体的に色が赤茶っぽくなりました。 太陽光の下で見ると綺麗に色が付いているのですが、蛍光灯の下で見るとムラが目立ちます。 ただ、間近で手に取ってマジマジと見ないと気付かないレベル。 普通に人が持っているくらいの距離感なら大丈夫。 ![]() 染みの箇所。 分らないくらいきれいにカバーされました! お~!すごい!すごい! 実際の色味は、右下のが一番現物に近いです。 ![]() 一番感動したのがコレ。 金具の擦れで黒ずみがひどかったショルダーの紐。 絵の具を上乗せするように置いて、きれいに色が乗りました。 すごい!新品みたい! しかし、ステッチ部分の糸も着色されちゃってますね。 穴も埋まっちゃいましたが、ブスッと刺したら簡単に抜けました。 全体的にワントーン明るくなりました。 何だか綺麗になって嬉しい。 金具が割れて、直して。 何度も丸洗いして。 くたびれていた10年目のバッグ。 もうちょっと頑張ってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.04 13:01:57
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