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テーマ:読書(8218)
カテゴリ:【読書】働くこと・キャリア・転職
本のタイトル・作者 「会社がしんどい」をなくす本 いやなストレスに負けず心地よく働く処方箋 [ 奥田弘美 ] 本の目次・あらすじ 第I部 「会社がしんどい」のはなぜ? 1章 同調圧力:「和」を大切にするからストレスがある! 2章 過緊張:「仕事が気になって眠れない」はキケンなサイン 3章 変化ストレス:「うれしいこと」も重なるとストレスに 4章 成果ストレス:ギリギリの人数で仕事を回すから過労に! 5章 人間関係ストレス:身近にあるパワハラ・セクハラ 6章 リモートワーク:家で仕事をしてもストレスがこんなに 第II部 危機は3回訪れる! 7章 若手:「学生気分」を引きずると、こころのトラブルに 8章 中堅:公私ともにのしかかる責任がストレスに! 9章 ベテラン:体力が落ち、健康不安もストレスになる 第III部 カラダとココロがラクになる! 10章 睡眠:ストレスが続いたら睡眠を最優先に! 11章 食事:「いい加減な食事」が不調とうつを招く 12章 運動:忙しくてもできる「ながらウォーキング」 13章 こころ:心のエネルギー不足をいち早くキャッチ 引用 逆に期限を決めて頑張ってみたけれども、どうしてもその部署の仕事になじめない、好きになれないという場合は、会社へは異動願いを出しながらも転職活動を開始することになるかもしれません。その場合は気持ちを切り替えて「現在の部署の仕事を、生活のためにと割り切って最小限のエネルギーで淡々とやる」のでもよいと思います。 感想 2021年読書:218冊目 おすすめ度:★★★ 産業医による本。 自分のメンタルケアと、部下のマネジメントのために読んでみた。 個人的に例のイラストが女性ばかり(管理職でも)というのが好印象。 コーチングとして、 会話を「聴く」→「質問する」→「伝える」→相手への「承認」 のステップを踏むの、役立ちそう。 ついつい、部下からのホウレンソウに「聴く」→「伝える」だけになってしまって、後から「え、そうだったの?」ということがボロボロ出てきたりするから…。 しかしね、部下が何人もいて、急に「あれなんですけど~」みたいに話し出されると何の話か分からないんですよ。 そんな時は、結局、質問攻めにしてしまう。 進捗状況も相手方も、本人の中では「当然」の前提が、共有されない。 「まず、今ここにいる」という現時点を明らかにしてから話し始めてほしい、と思う…。 (自分も出来ていないので気を付けよう) 子育て世代には「焦らない」「比べない」「頑張りすぎない」という3つのキーワード。 栄養と睡眠をしっかりとること。 私自身、サプリメント(マルチビタミン&ミネラル、鉄)とプロテイン(タンパク質)をとるようにしてから元気になりました。 (4月はバナナを1日2本食べて、メンタル強化していた) あとは睡眠。私は子どもの寝かしつけで、夜21時には一緒に寝る。 そのかわり、朝は3時起き。疲れていたら4時か5時まで寝ています。 体調大事だよ、ほんと。メンタル病むの体調もかなり影響してる気がする。 90歳の中村医師が 「出世したいとか、成功したいとか、何かを成し遂げたいとか全く考えたことなし。自分と家族が食べていけるだけのお金を稼ぐために、目の前の仕事をしてきただけ」 と仰ってるの、心に響く。 昇格した、係長になった。 その時に、同期の中で一番に係長なって、そして体調を崩して退職した子が教えてくれた。 「目の前のことを、ひとつずつ片付けていく、それだけを考えるんだよ」 それが出来ないと、しんどくなっちゃうよ。 分かる。膨大な仕事。部下も辞めた。再雇用の職員は残業不可。積み残しの処理は係長の仕事。 これをずっと、私がやり続けるの―――? 目の前のことを。ひとつ、ひとつ。 あれもこれもできなかった。 出来なかったことばかりが目に付くけれど。 今日はこれができた。 できたんだ。 そうしていくことでしか、正気を保てない。 本の中で、ストレスサインが出ている時は「しなければならない」を「したい」に変換するようにと言っている。 これ本当に効果ある。 「あれやらなきゃ、これやらなきゃ」というモードの時に、「あれもこれもやりたい」に言い換えるだけで、すーっと心が軽くなる。 追われている自分から、追う自分になるんだろうな。 モードが切り替わって、心の負担が減るのでおすすめ。 これまでの関連レビュー ・「判断するのが怖い」あなたへ 発達障害かもしれない人が働きやすくなる方法 [ 佐藤恵美 ] ・会社で「生きづらい」と思ったら読む本 [ 岩谷泰志 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.01 20:43:52
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