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2023.01.12
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テーマ:読書(8218)

本のタイトル・作者



私らしく、働くということ [ 主婦の友社 ]

本の目次・あらすじ


CHAPTER1:気になるあの人の仕事と暮らし
 ショコラさん(パート勤務・ブロガー)
 柿崎こうこさん(イラストレーター)
 sakkoさん(整理収納アドバイザー)
 吉原友美さん(PAUSE生花店 店主)
 cinnamonさん(派遣社員・ユーチューバー)
 村上千世さん(書店 うずまき舎 店主)

CHAPTER2:人気ブロガー&インスタグラマー8人 これまでとこれからの仕事の話
 トモさん(会社員)
 Haruさん(会社員、オンラインショップ運営)
 cheeeeeさん(会社員)
 Licaさん(会社員)
 まおさん(会社員)
 coyukiさん(整理収納アドバイザー)
 ボリ。さん(会社員)
 to_mo__sepさん(会社員)

CHAPTER3:知りたい!40代からの起業 自分らしい仕事の見つけ方
 起業コンサルタント 中山ゆう子さん

引用


仕事は、あくまでも生活の糧を得るための手段。「やめよう、と何度も思いました。でも『イヤだから』という理由でやめることはしたくなかった。やりたいことがあって転職するのはいいけれど、現状に不満を持ってやめるのは単なる逃げ。転職しても同じことを繰り返します。そう肝に命じて、ストレスを感じても割りきって仕事をしてきました。これは勤続40年で培った一種の能力かもしれません」

まおさん・50代会社員(事務)


感想


2023年004冊目
★★★

働き方迷子なんですよ、私。
齢(よわい)36にして。
18歳成人なら2回めの成人を迎える頃合いにして。

嘘つき!四十にして惑わず、五十にして天命を知るんじゃなかったのか!
というか、その時の寿命いくつだったんだ!
これが30代・40代が陥るという「キャリア・プラトー」か…と天を仰ぐ日々。

同年代と話していても、「今のまま、この仕事を続けるか?」という話になる。
まだギリギリ、転職して新しい業種や職種でキャリアを積んでいける年齢なのではないか?
税理士の勉強を始めようかという同期は、「でも子供が小さくて勉強する時間が取れない」とため息をつく。
私も、なにか資格につながる勉強をしたいけどその余力(気力と体力と時間)がない。

なんかもう今の仕事(というよりは、人間関係や職場の空気、雰囲気というか環境)に心底うんざりしていて、一度きりの人生、心身病む前に、ぜんぜん違うことやってみようかなあなんて考える。
英語を子供に教えるのはどうだろう?先生とか?

と、友人に「今から通信で小学校の教員免許とって英語教師になるのはどうだろうか。私はまったく子供が好きではないのだが」と相談してみたら、「教師は講師(非正規雇用)だと一生仕事あるし、小学校で英語教えられる人は足りていないから需要ある。正規職員の採用年齢も高いから今から採用試験受けてもTOEIC点数加算もあるとこ多いからなれるかもしれんけど、これから免許取るより今あるリソースを生かしてはどうか。あと子供が好きじゃない時点で小学校はやめておいたほうが良い」と助言をもらった。そして「ノマちゃん高校の国語の免許持ってるやん」と。

教員免許の更新制度もなくなったし、高校の国語の先生ならすぐなれる。
…でもなー、私、人間が好きじゃないんよなー!(根本的な問題)
教師に向いてない。
まだ本を介在してくれるなら人の成長に携わることが出来ると思うけど、司書教諭(司書+教員免許+αで取れる)、かなり時間が短いアルバイトしかない。

しかし職場で定年間近のおじさまにzipファイルの作り方を繰り返し教えているより、未来ある若人に言葉と文学の面白さを伝えるほうがよっぽど楽しいのでは…?
自分より給料が高い年上の部下たちに「係長なんだから」とすべて被らせている現状よりマシなのでは…?

なんて考える。ずーっと考えてる。
「〇〇がやりたい」というよりはもう、「今が嫌」なんだよね…。

で、だいたい「とはいっても、今のこの新卒枠で潜り込んだ会社が、なんだかんだいって最早ゼロスタートでは二度と得られない待遇で、ある意味では働きやすさもあるし、降任して平社員に戻って細く長く息を潜めて勤め上げるのがベストなんだろうな」という結論に達するんだけど、「いや待て自分の人生それで良いのか」に戻ってくる無限ループ。

資格の勉強をしていれば、その間、夢を見ていられるのかな。
今ではないところを見て、明るい未来への切符が手に入るような気がしていられる。
けど友人に「高校の国語の免許持ってるやん」と言われて思ったのだけど、資格ってあるとすぐにそこへの道が、参加資格が得られるんだな。
いや、当たり前のことなんだけど、今更その事実に驚いて。

私って何がしたいのかな。何が出来るのかな。
そんな、就職活動のときに考えるようなことを今更考えてます。
で、(前置きがもはや長すぎるんだけど)こういうタイトルの本を読んでみたりする。

まず言わせてくれ。みんな部屋がきれいすぎると。どうなってるんだ。
(関係ない)

「私らしく」と銘打ってあるから、どうせまた「好きなことを仕事にできた人」の話を集めたものなんだろうな、と僻んで読み始めたんですが(心の闇が深い)、そうでもなかった。
というよりは、「私らしく」というのは、「働き方」も指すのだと気づいた。

正社員、契約社員、派遣社員、パート、副業。
その時々の自分のやりたいこと、ライフスタイルに応じて、選択する。

意外だったのは、人気ブロガーやインスタグラマー。
みんな堅実というか、会社員勤めは確保したまま(早期退職は選択肢にあがるとしても)、副業として「好きなこと」をやっている。
いやもう私、副業というか、「好きなこと」がもし本業と同等か7割くらいの稼ぎになったら、本業やめると思うのね。
でもみんな違うんだな〜。
副業が充実しているからこそ、本業も続けられるのかな。パラレル・ワーク。
福利厚生や、セーフティネットとして「会社」を捉えている点が新しかった。

私はたぶん、もう一度、ようく考えないといけない。
何がしたいのか、何ができるのか。
どうしたいのか、どこへ行きたいのか。
仕事をどう捉えるのか。働くことを自分の中のどこへ置くのか。
今いるところに留まるにしても、納得した上でじゃないと、いつまでもぐるぐる考え続けるだろうし、数年後や数十年後に後悔するんだろう。
まあ、何度結論を出しても、その時々でやりたいことも、生活環境も変わって、また悩むのだろうけどね。

働きたくないでござる。
朝から晩まで本を読んで、好きなことを書き散らしていられたらいいのになあ。
そういう仕事がどこかにあればいいのになあ。
副業にもならないブログを続けているだけ。
これはこれでめちゃくちゃ楽しいのだけど。

私らしく、働くことということ。
お金よりも、たくさんの時間がほしい。
これが今の本音。

じゃあもう、生活できるだけの仕事をするだけでいいんじゃないのか?
その分だけ働くだけでいいのでは?
キャリアなんて本気で望んでるのか?望んでないのでは?
いやそれもまた、責任を引き受けるのが怖いだけ?
出来るかわからないから?言い訳にしてる?
転職したいほどやりたいことはないんだよね?
だったら今の仕事でいいのでは?
それは既得権益にしがみついているだけ?贅沢な悩みだから現状に満足するべき?
でも一生をこのまま終えるなんてぞっとする。
じゃあやめれば?いやでも…。

ぐーるぐる。
「安定とは移動の困難さを意味する」。
西尾維新の小説にあったこの言葉を思い出す。

行きたいところへ行けるなら、今いるところにいないでしょう。
今いるところを出られなきゃ、行きたいところへは行かれない。

これは、マザー・グースの言葉。


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最終更新日  2023.01.12 08:38:00
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