連日、日経新聞に掲載されている不動産投資の融資問題

2018年10月07日

「収益物件を買いたいが融資が出ない」
不動産投資ブ－ムに陰りが出てきたことを連日日経新聞が報じています。
不動産融資の実績はブ－ム初期の１２年４月～６月の水準に戻り、融資数は半減しているという。

金融緩和による金融機関の不動産融資はとても異常に映りました。
自己資金を持たないサラリ－マン家主が、１億、１０億という高額なお金を簡単に借りられ、アパ－トやマンションを買い漁れたのです。

バブルの痛手を知らない新規投資家は、借りまくった資金で購入した物件の数や、家賃収入を、これ見よがしに成功体験談として吹聴していました。

「資金ゼロから１０億円の資産家」そんなタイトルの本も出版され、一般サラリ－マンを巻き込んでいきました。

過去３回の大きな経済ショックを経験していない投資家に危うさが漂う。
オイルショック、バブル崩壊、リ－マンショック。

「山高ければ谷深し」の格言通り、ブ－ムは短期で終わり値上がりした不動産は大きく落ち込むのです。空き室も増え借入金の返済に四苦八苦する。

腹一杯ロ－ンを抱えた投資家、不動産会社に、これから地獄の苦悩が始まります。
バブル期に歌う不動産屋として有名だった歌手の千昌夫さんも、借金の返済に苦しみました。
（千昌夫の借金地獄～総額1,034億円！芸能界の不動産王から借金王へ）

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横須賀不動産コンサルティング株式会社
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最終更新日 2018年10月07日 10時24分37秒
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