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カテゴリ:Sotogrande
ソトグランデ Sotogrande ―6 (左上) シーズン中の画像、カタログより この雑踏の中に我々がいたなら、 確実にまったく異なった印象を持ったに違いないスネ。 そこにはいろんな出会いもあったろうに残念だぁ。 (左下) シーズンオフ中の私の画像です。 静かな人のいない街、さびしーいナア。 喫水線の深い外洋ヨットに対応するため、 ハーバーは完全な設備を備えていたス。 引き潮の計算いらないよウ。 (右下) シーズン中はブティーク、ガンガンに、ぎわうことでしょうね。 ここも、シーズン中の数ヶ月だけ商売するんでしょ。 スーパーは一年中オープンしているところがあったス。よかったナアー !! (右上) やはり、ブティークと商店街地区。 ほとんど閉まっていたお店、そう、ここに住む人は、 だれも一年間いようとは思ってもいないんだなぁー。 そんなことで、いろいろ考えているのは、 日本製の脳みその俺だけスヨ。 ++++++++++++++++++++++++ 「スペイン」ってなんなんだろう? どうして、多くの人がスペインに心を奪われるのだろう? 行ったことある人、行ったことない人、 それぞれに。 フラメンコ好きな人には理由がある。 ピカソ、ダリが好きな人にも理由がある。 もちろんガウディーを愛する人にも。 闘牛だって、、 ギターもさ。 ロルカだって。 でも私みたいな普通のトンマなレベルの人間にも 好きな理由はあるはずだ。 「なんとなく」 でもどうして「なんとなく」が始まったんだろう。 そんなこと、そんな難しいこと、考えてもみなかったスよ。 「いやぁー、物価が安いからじゃないの?」 いやまてよ、今はもうそんなに、安かぁないぞ。 じゃぁ、なんなんだよ? 大げさに言えば、日本人が所得の増加と、 生活の向上と引き換えに失ってしまったものス。 「いいかげん、不正確さ」 「自由な、自分勝手な思考法」 「泥臭い親切心」 「へきへきする、おせっかい」 「人懐っこい眼差し」 「うまく一言で表現できない、人間の根源を形作るもの」 「いつも必ず、何かが起こる興奮」 なんだか、話が、むずかしくなってきたス。 どっちにしても、うまく言葉で、表現できゃしないスヨ。 単語で飾っちまったら、たぶん、それは、もうスペインじゃぁないんだぁ。 本能的に人の心に入り込んでもう取り除くことができないものス。 今の結論 「わかんねぇ」 +++++++++++++++++++++++++++++ 私がずっと昔、 冬のエストレマドゥーラで狩りに出て、 モデストウ兄貴とはぐれてしまい、 一人で、山の中をさまよった時、 突然視界が開けた場所に出た瞬間、 私は、そこが前、一度、来たことがある場所のような気がして、 冷たい空気の中に、 差し込んでくる太陽の光が、靄の水蒸気を、 刺し貫く虹に見え始めた時、不意に、おかしな、 気持ちになったことを、思い出したス。 私はなんと、ここが将来、 私が死んで埋められる場所だと、 思ったのだ。 怖いとか、そんなんじゃなくて。 「そうしてほしい」 ここ、こそが、それにふさわしい、安住のすみか、だと。 そう考えると、なにか、心が安らかになって。 +++++++++++++++++++ 休暇旅行なんかに出て、 きれいな海辺の夕闇の中で、 ここに今眠ってそのままずっといたいなんて、 だれでも一度は、感じることってあるじゃないですか。 たぶんそんな気持ちに似てるんだと思うんですよ。 なんで、やぶからぼうに、そんな突拍子も無い(?)考えが浮かんだのか、 いまだにわからないス。 +++++++++++++++++++++++ 私の体は、もめんの綿入れの入った濃い緑色のオーバーの下で、 汗ばんでいたス。 腰には重い弾帯をまき、 両手には、セミオートの猟銃を握り締め、 キツネを追っかけて、 キツネを殺すことだけを考えていたはずなのに。 まったく、ばかげた考えもはなはだしいス。 その後そう思ったス。 しかし、人は、ときに本当に突拍子もない考えを 思い浮かべることがあるんだと。 ++++++++++++++++++++++ 冬のオリーブの緑と、むき出しの岩山と赤土のにおい。 絵を書くのが好きな、 妻方の祖母の棺おけを、突然かつぐように言い渡された時に、 感じた、安堵感。 そしてその、意外な軽さ。 アンダルシアって? 日本での一時帰国で気持ちの混乱があるのだろう。 楽しい、気晴らし写真集ブログがおかしくなり始めちゃったスヨ。 やばい、やばいス。 人気blogランキングへ ←―グラシアス(*´-`*)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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