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カテゴリ:邦画
「ひみつの花園」 1996年・83分 監督・脚本・矢口史靖、 出演・西田尚美 珍しく90年代の日本映画を見よう思い、選んだのがこの「ひみつの花園」 これが大正解で、面白過ぎる位の映画だった。 シンプルなストーリーを、83分と言う時間の中で描いている事、これが見事です。 ストーリーは、三度のご飯よりお金が大好きと言う女の子が 銀行に就職したものの、人のお金を扱う事に嫌気がさしてきた時 銀行強盗事件に巻き込まれ、人質になってしまい5億円と一緒に行方不明になる。 犯人達は青木が原の樹海に迷い込み、車もろとも爆発炎上してしまう。 奇跡的に生還した女の子は単独で、樹海に消えた5億円大捜索に乗り出す。 樹海に詳しい教授のいる大学に入学する為、仕事も辞め、 受験の為にアパートで一人暮らしを始める。 無事入学してからが凄まじい。運転免許、ロック・クライミング、水泳と挑戦し 全て見事にマスターしてしまう。貯金が無くなれば、ランジェリー・パブでバイトはするは 賞金の出るロック・クライミングの大会で優勝するはの大活躍。 「全てはお金のため」と始めた事であるが、このバイタリティ半端じゃない。 最後、満を持しての樹海への突入開始!さあ5億円の行方は? この映画、乗りに乗った快調なテンポで、息つく暇も無い。 ドンパチは一度も無いが、そこいらのアクション映画も真っ青である。 矢口監督、大した物です。出演者はあまり知らない人ばかり。 それだから、このトンデモナイ物語に、妙なリアリティがあるような気がする。 本当に面白かった。映画はこうでなくちゃと、拍手したくなった。 90年代は、洋画だけは見ていたが、邦画は殆ど見ていない。 これをきっかけに少しは見てみようと思っている。 ***映画ブログに参加しています。*** ***良かったら1日1回押してやって下さい。*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
うん、この映画は面白かったですね。重たいテーマも社会批評もなし。ひたすら、金に執着するヒロインを笑って観るだけの純粋な娯楽映画。まったく映画ってなるべく多く観ないと、こういう面白い映画を見逃すんですね。でも、公開された作品を全部観るというのは不可能なんで、まったく今まで私の知らない面白い映画を何本見逃したんだろうと思っています。これをきっかけに90年代の邦画もご覧になさるそうで、この映画の果たした役割は大きいですね。90年代以降のハリウッド映画ってつまんないですから、むしろ邦画の方が面白いと思いますよ。私見ですが。
(2008年11月03日 20時46分16秒)
私も当たり前ですが見た映画よりも、見なかった映画のほうが多く、見逃した作品を今になって追っかけています。90年代以降の邦画にその傾向が強く、DVD化されている映画を懸命に探しています。そんな中で見つけたのが「ひみつの花園」でした。同じような作品に「恋するトマト」というのがあります。これも面白い映画です。
(2008年11月07日 20時39分02秒)
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