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ドクターイワタの認知症・発達障害ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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May 10, 2009
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カテゴリ:在宅医療に思う
H21/5/10、午後2時から4時まで東名古屋医師会主催でドクターコウノの認知症講演が日進市民会館で開かれた。H21/2/14、同場所で開催された講演会には会館ほぼ満席の約1000名が駆けつけた時に比べると1/4に満たない参加者でもったいない感じがした。

相変わらず、軽妙な話しぶりに会場全員が引き込まれ、あっという間に1時間の講演が終了した。私が講演中にメモしたことは、
1.アリセプト改善率70%、悪化率15%(易興奮のため介護しにくくなる)
2.アリセプトは10ヶ月進行を遅らせる
3.アリセプトで涎が増加することがある
4.遺伝的アルツハイマー型認知症は全体の5%(ApoE4/4は3倍ADになりやすい)
5.アルツハイマー型認知症は昼間徘徊、脳血管性認知症は夜間せん妄
6.Binswanger型梗塞はすり足歩行、尿失禁
7.正常圧水頭症の頭部CTでは傍大脳鎌脳溝拡大、頭頂部脳溝消失
8.高コレステロール血症100人に1人甲状腺機能低下症
9.万引きする人の20%がピック病
10.医療保護入院のほとんどが要介護3
11.セロクエルで体が傾いたら、姿勢が改善するまで中止して洗い流す。その後、再開する。
12.レビー小体型認知症は一度でも(入院中だけでも)幻視が出たことがあれば強く疑う
13.レビー小体型認知症はドーパミン過量で食欲低下、幻覚、妄想が出現する
14.フェルガード1包で33杯分の米糠
15.脳萎縮が先、認知機能低下が次。認知症機能低下がない脳萎縮が見つかった場合にも将来のことを考えると治療を開始すべきである。
16.正常圧水頭症/アルツハイマー型認知症で歩行不能な患者にアリセプト1.5mg、Newフェルガード2包、グラマリール40mgで歩行可能になった。
17.前頭側頭型認知症末期のパーキンソニズム。ドーパミンは無効。Newフェルガード2包。

いろいろと含蓄がある話が聞けて幸せだった。やはり、ドクターコウノのお話は面白い。名古屋フォレストクリニックの予約は700名に達しており、H21/7の開院までには1200名を目標にしているそうだ。ドクターコウノと協力体制が出来たら素晴らしいと感じた。日々地道に診療を続けて行こう。






Last updated  May 11, 2009 03:28:38 AM



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