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カテゴリ:「ガンダムOO」詩・小説
悪夢の中の話なのでガンダムOOとは設定が異なります。
二次創作なので~苦情は受け付けません。 どうかお許しくださいませ。 一度落ちた闇からは二度と這い上がれない。 刹那たちは人殺しの旅を続けた。 刹那は命じられるままに何でもした。 感覚が麻痺して不思議と死さえ恐ろしくなくなってしまった。 来る日も来るも戦場で戦い、敵に命を狙われ仲間を殺され 続け、戦いに疲れた頃、子供達を残して大人達は逃げた。 刹那は自分を支配していた者にすら捨てられて絶望した。 神は何処へ行ったのだろう。 この世界に神はいない。 刹那は途方に暮れて、神を呪った。 ある日、刹那は戦いの中、空を見上げた。 空には美しい粒子を放ち金色に輝くガンダムがいた。 空から舞い降りた天使のような気高く美しい救世主に 刹那は心奪われた。 ガンダムの放つ光は希望の光。 刹那が光に歩み寄るとそれは消えてしまった。 希望を失った刹那は絶叫した。 刹那の住む世界にはもはや死人しか存在しない。 幼子の屍を敵のモビルスーツが踏み潰して街を破壊していく。 無力な自分を刹那は呪った。 そこで夢は覚めた。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月02日 21時58分39秒
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