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カテゴリ:アニメ
ロイはエドに綴命の錬金術師ショウ・タッカーを紹介する。
彼は人語を解するキメラを作ったが、そのキメラは一言 「死にたい」とだけ言い、何も食べずに死んでしまった。 タッカーの家を訪れると大きな犬に飛びつかれ踏み潰された。 研究資料を見せてもらうことになったエドは娘のニーナと 仲良くなった。ニーナの母親は2年前に家出してしまい、 父親のタッカーは今度の査定次第では国家錬金術師の資格を 剥奪されてしまうので、研究室に毎日こもっているという。 寂しいニーナの遊び相手になってやるエドとアル。 タッカーはニーナに「明日は遊んでやる。」と言った。 タッカーの家に行くと人語を解するキメラが練成されていた。 「エドワード。」言葉を話すキメラ。 「エドワード、エドワード・・・お兄ちゃん。」 エドはその言葉で気付いてしまう。 タッカーは2年前に妻を、そして今度は娘のニーナと 犬のアレキサンダー使ってキメラを作ったのだった。 人の命を使えば人語を解するキメラは簡単に作れる。 目の前の可能性を試しただけだ。人体練成も同罪だと 責めるタッカーに「違う」と叫んで何度も殴るエド。 「お父さん、痛い?お父さん、痛い?」 父にすりよる姿を見てエドは何も言えなくなってしまう。 キメラになってしまったニーナを元に戻すことはできない。 それは神の領域。 娘をキメラに変えてまで国家錬金術師にこだわるタッカー。 それは悪魔の所業。 「人間なんだよぉ!!」苦悩して叫ぶエド。 タッカーの家に男がやって来て彼を殺してしまう。 「お父さん、お父さん・・・」 流れる血の海の中、タッカーの手の指に鼻をすり寄せるニーナ。 「せめて安らかに眠れ。」と言って、男はニーナも殺した。 悲しいお話でした。 キメラにされてもお父さんを恨まないニーナが痛々しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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