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2024年07月20日
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BLの苦手な方は読まないでください。

18禁です。

あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

何卒お許しくださいませ。



手書きハート   手書きハート   手書きハート   手書きハート   手書きハート   手書きハート



寮に戻ると、夕食はハンバーグだった。

「すげえ。ハンバーグだ。誕生日とクリスマス以外にハンバーグ食べるなんて初めてだ。」

日向は喜んだ。寮の食堂のテーブルには、ハンバーグとサラダと味噌汁とご飯の

ハンバーグ定食のような夕食が並んでいた。

「ご飯と味噌汁はおかわり自由だからね。」

食堂のおばちゃんが言った。

「おかわり自由だってさ。聞いたか?若島津。」

「はい。聞きましたよ。」

「昨日のサバの煮込み定食の時は入学式の特別イベントでご飯おかわり自由かと思ったけど、

一昨日は入寮記念でご飯おかわり自由かと思ったけど、今日はなんでもない日だよな?

毎日ご飯3杯食べられる生活って幸せだな。」

「そうですね。」

若島津は愛想笑いを浮かべた。


夜、風呂上がりに濡れた髪をドライヤーで乾かしながら、

「日向さんはドライヤー使わないんですか?」

と若島津は言った。

「俺いつも自然乾燥なんだ。それに俺、ドライヤー持ってないからな。」

と日向は言った。

「日向さん。こっちに来て座って下さい。俺が髪を乾かしてあげますよ。」

と若島津は笑顔で言った。しかし、日向は首を横に振って、

「疲れてるからもう寝る。」

と言った。だが、若島津は

「そんな事を言わないで。髪を乾かさないと風邪ひきますよ。さあ。」

と手招きした。日向は乗り気じゃなかったが、ベッドから起き上がって、

若島津の言う通りにした。若島津の机の椅子に座って、若島津にドライヤーを

かけてもらった。若島津は日向の髪の匂いを嗅いで、こう言った。

「日向さん良い匂いがします。」

「寮の風呂のシャンプーだから、みんな同じ匂いだろ?」

「まあ、そうですけどね。でも、石鹸の匂いもして…サッカーやってる時の汗臭い匂いも

それはそれで良いんですけど、お風呂上がりの日向さん良い匂いだから、

同室になれて得した気分です。」

若島津は日向の首にキスをした。

「うわあ。何すんだ。」

日向はゾワッとして、思わず声を出した。

「日向さん感じやすいんですね。耳はどうかな?」

若島津は耳を舐めた。

「あっ。や、やめろ。」

日向は若島津を押しのけて、椅子から立ち上がり、顔を赤くして、

「変なことすんなよ。また殴られたいのか?」

と言った。

「すみません。」

若島津はしょぼんとした顔で謝った。

「若島津がエロい事してくると、立っちまうから、困るんだよ。」

「日向さん。」

「ああ、なんか暑いな。窓開けようかな。」

日向は照れたのをごまかすように、窓を開けて、外を見た。

「東京の空は星があんまり見えないな。」

「そうですね。月しか見えませんね。」

若島津も窓辺に寄って来て、日向の隣りに並んだ。

「キスして良いですか?1回だけ。」

若島津が日向の目を見つめながら、ゆっくりと顔を近付けて来て、日向は目を閉じた。

唇に唇が触れ合い、口の中に舌が入ってきて、舌を絡めて、若島津の口の中に

連れて行かれて、舌先を吸われた。

「ん。んふっ。」

甘い吐息を漏らす日向の腰を右手で引き寄せて、左手で日向の頭を掴んだ。

逃げられないほど激しく、情熱的なディープキスだった。

               (続く)





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最終更新日  2024年07月20日 21時22分41秒
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