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テーマ:二次創作小説(1032)
カテゴリ:「キャプテン翼」小説
BLの苦手な方は読まないでください。
18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。 次の日。日向は学校を休まなかった。逃げ出したい気持ちを堪えて、部活に行くと、 加藤が笑顔で話しかけて来た。 「日向。よく来たな。今日は俺とドリブルとパスの練習をしよう。」 何気なく肩を抱かれて、日向はびくついてしまったが、 目の前にもっと怖い事をした先輩が現れて、真っ青になった。 しかし、鈴木は謝りに来たのだった。 「この前は首を締めて、ごめんな。」 「…。」 「あの後、加藤に怒られたんだ。もう二度としないから、許せよ。」 「…。」 日向は黙っていた。なんとか言えとか言ってくるかとも思ったが、誰も何も言って来なかった。 部活が始まると、加藤は本当にマンツーマンでドリブルとパスの練習をし出した。 1時間ほどしたら、今度はシュートの練習をしようと言って、ゴールポストの前に行った。 ゴールキーパーの先輩は一昨日何事もなかったかのように日向に接した。 3年生のレギュラーなので、日向のシュートはキャッチしたが、凄い威力だと褒めてくれた。 次第に他の先輩達も普通に日向と練習をし始め、気味が悪いくらいに優しかった。 そして、1週間が過ぎた。その間、キャプテンの山田はずっと知らん顔していた。 日向が東邦学園サッカー部の1軍レギュラーに認められたのかと思うくらい 先輩達と打ち解けた頃に、また事件は起きた。部活の後、部室で 「日向。シャワー浴びて来いよ。」 加藤が突然そう言った。 「えっ!?」 日向は顔色を変えた。 「1週間経ったから、切れた所もう治っただろ?そろそろしても大丈夫じゃないのか?」 日向は青ざめたまま首を振って、ゆっくりと後退りした。 「なんだ。まだ治ってないのか?見せてみろ。」 加藤はそう言うと、日向のズボンに手をかけた。 「や、やめろ!もうあんな事は二度としないって言ったじゃないか!」 日向は怒った顔で睨みつけた。しかし、加藤はやれやれといった感じで、こう言った。 「もう二度と首は締めない。と言ったんだ。襲わないとは言ってないぞ。」 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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