大島を描いた画家や文人のデータをキーワードを入力してパソコンで検索しているが、時々「自費出版図書館」の本に行き当たる。この図書館では自費出版をした本の寄贈を受けて希望者に有料・送料自己負担で貸してくれる。前に木村五郎研究会で出した木村五郎資料集は送ってある、また今回の「これは彫刻になっています」も最初は自費出版だったので送った。木村五郎の本に需要があったかどうかは知らないが、名前から検索すると、出版した本の目次が紹介される、早い順番で見つけることができるから認知されているのだろう。今「スケッチで綴る島へんろ」という日本各地の島を旅したスケッチの本を借りている、大島の三原山や波浮港の作品など平成８年に製作された四点が掲載されている、帯には「海に道あり　島は伝承と自然の貴重な資源」とある、作者は小泉実氏。