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カテゴリ:大島を描いた画家や文人
昨日川瀬巴水のことを書いた、作品を入れる額の話しを所有者としていると大島に住む版画家が早速ブログを見て寄ってくれた。グットタイミングなので額とマットを版画家に注文した。しばらく資料館に展示させてもらえるので額くらい負担しなければ申しわけないかな、そう思っている。
二人が帰った後、年配のご夫婦がコーヒーを飲みに見えた。話しぶりから大島の人だとわかった、館内を見て気に入っていただけたようなので、大島の良さ、あんこ姿を伝え残したい、そんな話しをさせてもらった。大島を描いた画家の話になって、女性が「志村立美って知ってる?」と言われた。話によれば、知り合いが大島観光ホテル(小涌園の前身)に勤めていて、画家達が描いた巻物をホテルからもらったが、ボロボロだったので棄てようとしたのを女性が貰いうけ他は破いてアンコさんの絵だけ今も額に入れて飾っているが、それが志村立美の絵だと言う。何度も来てはいないと思うので、きっと巻絵には伊東深水ら郷土会一行のスケッチが描いてあったのだろう。昭和12年1月に一行は観光ホテルに泊まっている、勿体無い事をしたものだ。7年くらい前に「大島町私蔵文化財展」に頼まれて出品されたそうだがその当時私はそんなに興味がなかったので絵のことは勉強不足で今日はじめて知った。資料館の活動を聞かれて、「作品の居場所はここだ」そう思われたようで寄贈していただけることになった。明日が休館日なので早速頂きに伺う約束をした、志村の美人画は画集で見ているが、大島アンコはまだ見ていない、いささか妖しげなアンコさんだろうか。今日は男性2人が彫刻体験を、もう1組が「昭和5年の映像の伊豆大島」を見てくれた。こうやって賑わっていて欲しいと思う真冬を思わせる寒い一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月14日 17時30分21秒
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