|
全て
| カテゴリ未分類
| 大島を描いた画家や文人
| あんこ人形・木工芸・資料館
| 彫刻家木村五郎
| 伊豆大島案内
| 島で咲く花や生き物
| もろもろ
カテゴリ:大島を描いた画家や文人
大島を描いた画家をずっと調べている。文学者の里見とんが大島を旅した話「大島ゆき(1909年麦に発表)」を書き残しているが、その中に『泊まった宿屋に画家の橋本邦助が居て絵を描いていた』と記しているのを見つけた。パソコン検索したら栃木で企画展をやったという資料を見つけたので「大島を描いた作品の照会」をしてみたが、それらしき作品はない、そういうお返事をいただいた。それはもう二年くらい前のことで、それから都立図書館の協力貸出し(町の図書館を経由して都立図書館の本を貸してもらえる制度)を利用して画集などをみた。橋本画伯の巴里絵日記に留学のためにパリに行く船から大島が見えた時のことを「・・船は大島の直ぐ極近くを通る・・島で知り合いになった人々のことを想い出して懐かしくなった」と書いていた、大島の作品を確認することはできずそこで止まってしまった。
数日前、栃木から「あの時は見つけられなかったが」と資料が送られて来た。文章世界(大正二年)という雑誌のコピーで大島を描いた表紙絵と挿絵が1枚ずつ、挿絵の原画は山梨にあるという。油絵なので是非カラーで見たいので山梨へまた照会をして見るつもりでいる。 こうして1点また1点と大島を描いた画家や文人の資料が増えてくる。資料が何になるのか、それを言葉にするよりも大きな美術館や公立施設の方々が、専門家でもない素人がやっている小さな島の小さな活動を支援してくれて忘れずに「資料が見つかった」と協力してくれる現実の方が今の自分には大事で有り難いことだ、感謝、多謝。 朝の新日曜美術館では長谷川潔をやっていたが、この画家も大島を版画で描いている、パリに行く前の初期の作品、大島の印象を何かに残してはいないのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月05日 17時32分24秒
コメント(0) | コメントを書く
[大島を描いた画家や文人] カテゴリの最新記事
|
|