「伊豆大島を描いた（書いた）文人墨客の作品集を作る」という大島町の事業は平成２６年から本格的な資料の調査収集でスタートしました。今春に第１巻「詩歌編」が発刊されました。
当初計画は「詩歌編」「小説・随筆編」「画家編」の３巻発行を予定していました。思った以上に多くの資料の掘り起しが出来て、編集委員の一人として多くの除外作品を覚悟しました。それでも捨てがたい作品がまだまだあるので、もう１巻の追加を町に検討してもらい認めてもらいました、大英断だったと思います。
第１巻「詩歌編」第２巻「小説編」第３巻「随筆・紀行記編」第４巻「画家編」となります。
たかだか明治の終わりから現代まで１００年ちょっとの大島を書き留めた資料の中から、第３巻には島の暮らしぶりがわかるような事柄を優先して編集しています。
１巻増やしてもらったことは大きなプレッシャーにもなりますが、「いいものにして残したい」その覚悟であと３冊の編集に励みます。