カテゴリ:旅・ちょっとそこまで
昨日は蒸し暑かったですね。
そんな暑さの中、東京国立博物館の特別展「和様の書」を観に行ってきました。 9時半からの開館でしたが、着いたのは9時45分過ぎ。 外まで並んでいるかと思いきや、そんなこともなくすんなり入場できました。 会場内も、第1章の部屋は混雑している感じでしたが、その他の部屋はそんなこともありませんでした。 時間の経過とともに、来場者は増えている感じでしたが、とにかく同じところに人が集中している感じでした。 今回、私が観たかったのは三跡と呼ばれている、小野道風、藤原佐理、藤原行成の書です。 なぜか私の滞在した時間帯はこの3人の書の前はすいていたので、じっくりと鑑賞することができました。 みんな、「かな」を観に来ているのかなぁ~ 私の好きな小野道風の「屏風土代」はもちろん良かったのですが、その他に藤原行成の「白氏詩巻」も良かったです。 展示にも工夫がされていて、壁に書が大きく写し出されているのですが、「白氏詩巻」の壁の横で寝起きしたい感じでしたね(笑) 逆に連綿が美しい「かな」の壁の横では寝起きしたくない(笑) 「かな」に興味がないのかというとそんなこともないけれど、できれば、和歌が一首程度書かれていて、余白のバランスを楽しむような方がいいかな。 今回の展示でいうと、 継色紙「なつのよは」伝小野道風筆 升色紙「いまはヽや」伝藤原行成筆 とか。 藤原佐理の書が少なかったのはちょっと残念。 「原色 藤原行成 白楽天詩巻」飯島書店 が欲しかったけど高くて買えませんでした。 いくつかポストカードを購入。 でも、ポストカードと本物は全然、紙の色が違う。 違和感は否めないけど、それを眺めながら本物を思い出すのもいいかなって。 書いてある字が読めなくても、その美しさや力強さや柔らかさ、昔の紙の趣を味わいに行く価値があると思います。 「和様の書」は9月8日までです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.25 12:38:49
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