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カテゴリ:アロマテラピー 植物たち
ビターオレンジの木です。 この葉や枝からとれるのがプチグレイン 英 名 Petitgrain 学 名 Citrus aurantium 科 名 ミカン科 種 類 高木 抽出部位 葉と小枝 抽出方法 水蒸気蒸留法 主生産地 イタリア、フランス、モロッコ、チュニジア ポルトガル、エジプト、スペイン など 主要成分 モノテルペンアルコール類のリナロール ゲラニオール、ネロール モノテルペン炭化水素類のミルセン、オシメン、パラシメン エステル類のアンスラニル酸メチル、酢酸リナリル 酢酸ゲラニル など 香りのノート トップ ややバルサム調のウッディフローラル 甘さがないので男性に好まれやすいようです。 昨日、ご紹介した「ネロリ」(ビターオレンジ)と同じ植物ですが ネロリは花から抽出 プチグレインは枝葉から そして果皮からはビターオレンジの精油が抽出されます。 抽出部位によって香りの印象や 主成分、用途、作用が異なり お値段もかなり違います。 プチグレインが重宝するのは お値段の安さ! ^^ そして メンタル面の不調時に 高価なネロリの代用品にもなれるという点でしょうか。 優秀でしょ~。 エステル類のアンスラニル酸メチルと モノテルペンアルコール類のリナロールが多いです。 ということは 鎮静と高揚の両方の作用を持ち 精神面の不調に穏やかな回復を促してくれそうですね。 エステル類のアンスラニル酸メチルは 強力な抗不安作用と鎮静作用があり 他の柑橘系やハーブ系、樹木系精油とのブレンドも しやすいし 使用される用途は他にもたくさんありますよ 血圧降下、抗不安、細胞成長促進、神経強壮、鎮痙、鎮静、鎮痛 神経性の胃腸障害、安眠、免疫賦活、 お肌にも 乾燥肌・敏感肌にも使えますし、 皮膚の強壮作用もあり、殺菌浄化、皮脂バランスをとってくれます。 デオドラントにも使えますので、 汗ばむ季節には出番が増えそう。 グリセリンか無水エタノール(5ml)に プチグレインとラベンダーを一滴ずつ入れて溶かし ネロリのフローラルウォーター(95ml) を注いでよく混ぜローションにしてもいいですね。 私にとっては安上がり いずれにしても 感情のバランスをとってくれる精油です。 多忙で、または周りの色々なことに振り回されたりなどして 心が疲弊してしまった時 不安や緊張にとらわれてしまった時 心を解きほぐしてくれるかもしれませんね。 本来の自分を穏やかに取り戻せますように・・ そんな精油からのメッセージを感じるかも。 [生活の木]ネロリウォーター100ml[オレンジフラワーウォーター] チャレンジ50価格継続中!プチグレイン 10ml~エッセンシャルオイル/精油/アロマオイル~(日本アロマ環境協会/表示基準適合認定精油/インセント) [生活の木]プチグレイン・ビターオレンジ3ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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そうそうどこから採るかで値段が違ってきますよね。
ただ、どの部分を使っても使用直後は光に当たらないようにした 方が良いと伺ったことがあります。なぜ?と聞いたら、先生が、 にっこりとほほ笑んで、ミカン汁であぶり出しをやったことがある? と言われて、あれと同じ原理よ。色素が変わるから気を付けてと。 オレンジ系のオイルとみるとあの時の先生の笑顔を思い出します。 (2014.06.01 17:46:24)
だって犬が好きさん
その先生のお顔を想像してしまいました。 ホラーですか~^^ ちょっとコワイですね。 多分、光毒性のことだと思います。 光感作とは別で、フロクマリン類が引き起こす炎症に 注意しましょうね、ということだと。 一般的に柑橘類が多いですけど、セリ科のアンジェリカ もそうです。 ビターオレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ ベルガモットなど。 いずれにしても圧搾法で採油された場合のみ。 水蒸気蒸留法の場合は大丈夫なので、 このプチグレインやネロりも問題ありませんよ~。 蒸留法に関係なくスィート・オレンジや タンジェリンもOKだと言われてますね。 敏感な方もいますので一概には言えないけど。 日本ではメディカルな扱いはあまりされず 雑貨屋さんで売っているので、 こういうことを意識する人は少ないと思いますが、 お肌のお手入れは夜にやって頂ければ、 より安心安全ですよね。^^ ちなみに、光毒性を含むものを塗布した場合は 最低六時間くらいは紫外線を当てないようにって 言われてます。 (2014.06.01 23:02:51) |