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カテゴリ:つぶやき
先日の日本アカデミー賞発表に続き 本日は米アカデミー賞の発表もありましたね。 宮崎駿監督の長編アニメ映画 「君たちはどう生きるか」の受賞は予想通り。 既に超ロングラン上映ですが、 これによって、さらに上映期間が伸びそうですね。 米アカデミー賞では 作品賞最有力と言われた「オッペンハイマー」が 最多受賞となったようですが、 「哀れなるものたち」のエマ・ストーンも 二度目の最優秀女優賞、おめでとうございます。 ご参考まで 第96回アカデミー賞 結果 ◇ 本日は、少し前に行った「永遠の都ローマ展」のおしゃべりです。 「古代のローマ」と言っても 文化的時系列も漠然としていまして お勉強するにも膨大すぎてついていけないのですが、 ローマは東京と福岡の姉妹都市とのこと。 しかも 福岡会場のみ公開という この「洗礼者聖ヨハネ」(※画家カラヴァッジョ)を 鑑賞するチャンスでもありましたので わからないなりに 少しだけ、イタリアの文化に触れてまいりました。 ※ 16~17世紀、バロック様式を代表する画家 ◇ 本展はカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に 建国神話から古代ローマ、ルネサンス時代からバロック、 そして近代までの 「永遠の都」と称されローマで生み出された、 その芸術の歴史を辿る展覧会でした。 一部を除いて撮影OKでしたが、 一番そそられたゾーンが撮影禁止で残念(泣) で 写真はわずかですが、 ごく簡単にご紹介すると以下の通りでした。 1. ローマ建国神話の創造 最初のゾーンは伝承や神話の世界でした。 「カピトリー二の牝狼」 軍神マルスと巫女リア・シルウィアの 双子の子供たち、 ロムルスとレムスを育てる狼のブロンズ像。 こちらは イノシシと豹の群像 2. 歴代ローマ皇帝の石像とローマ帝国ゆかりの女性の肖像など カラカラ帝 広大なカラカラ浴場を建設したことで有名な方。 漫画「テルマエ・ロマエ」を思い出しますね。 イシス そして 巨大な作品群の中では 有名なコンスタンティヌス帝のものを。 コンスタンティヌス帝の巨像の左足 その奥に見えるのは コンスタンティヌス帝の巨像の頭部(1.8m) 原寸大の複製だそうです。 3 . 美術館の誕生とミケランジェロによる広場構想 古代におけるローマの歴史や文化の中心は 最高神を祀る神殿に置かれましたが 中世にはカピトリーノの丘を中心に築かれ その丘に建つ カピトリーノ美術館は世界最古の美術館のひとつ だと言われているそうです。 同館は ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世が 古代彫刻を寄贈したことに始まり、 古代遺物やヴァチカン、ローマの名家などから もたらされた多岐にわたるコレクションを 有していったとのこと。 この美術館の至宝で 2000年の歴史と美術が語られるとか。 カピトリーノ美術館 カンピドリオ広場 これはミケランジェロが構想、デザインした 現存する楕円形の広場の図(16c) 4. 16世紀~18世紀の絵画コレクション カピトリーノ美術館 美しい女性がいました。 あまり写真は撮らなかったので 良かったらリンク先下部の第4章から 絵画コレクション 印象的だったのは 油絵なのに カラー写真のように表面が滑らかで艶やかだったこと。 何層にも色を重ねながらも 印刷かと思えるほど絵具の凸凹がないんですね。 思わずガン見してしまいました^^; 少し日本画の手法に似ていない? とも思いましたが 日本画の表面はザラザラ(岩絵の具なので)。。 でも、精巧で緻密な描写は少し似ているのかも? 5 古代ローマの名品のご紹介 トラヤヌス帝記念柱 パイエーケス人の踊り (古代ギリシャ「オデュッセイア」に登場する民) アモルとプシュケ これはマイセンでした。 美しかったです。 作品はまだまだ、たくさんありました。 6. 特別展示、カピトリーノと日本 撮影禁止でしたが この特別展示ゾーンは興味深かったです。 150年前、 明治政府が派遣した「岩倉使節団」が カピトリーノ美術館を訪ねたことによって その後の博物館政策や美術教育に 大きな影響を与えたらしく その頃から 既にイタリア各地で所有していた 古代彫刻に基づく石膏像が 教材として日本に持ち込まれたのだとか。 学生時代、美術室にずらーと陳列していた 様々な石膏像・・・。 最初はイタリアからだったのですね。 その他にも デュオ二ュソスの肖像などが何点かあったのですが、 前述した通り撮影禁止でして・・・残念。 例えば (下部、特集展示の章から入ってください。) ディオニュソス リンク先の写真の右です。 左の女性像は ディオニュソス像がベースになっているらしい。 もとはヴァチカン所蔵だったけれど 異文化的ということで カピトリーノへ移されたとか。 異色の神バッカスであったからなのか、 宗教的に背徳的な美青年像ということなのか その理由はわかりませんが。。 さて 展示会は昨日(3/10)で終了しましたが、 こちらではまだ詳細を確認できると思います。 永遠の都ローマ展 あまり興味がなかったのですが、 展示会場へ行くとやはり前のめりに見てしまいます。 その割には記憶が乏しいのですが、 「本物」が放つ波動のようなものは魅力的ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき] カテゴリの最新記事
こんにちは。
『ローマ展』のレポ、とても嬉しいですキャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ 💕 実は昨年、友人を誘って行くつもりだったんですが、彼女には 「こないだのポンペイ展でもう充分」と拒否られちゃったんですよー(笑) おまけにカラヴァッジョの絵は福岡会場のみという情報を見て、 モチベーションが一気にダウン。 気づいた時には閉幕でした😢 ご縁がなかったと諦めていたんですが、wnaさんのレポで会場の雰囲気を 味わわせていただけるとは~☆ 感謝感謝です❣ 古代ローマといえば・・・どうしてもイメージしてしまうのは 「テルマエ・ロマエ」 余談ながら4月にはパナソニック汐留美術館で「テルマエ展」があるので、 こちらには一人で(既に友人&夫には断られてますww)行こう と思ってます😉 wnaさんご紹介のカピトリーノ美術館の絵画、素敵ですねー✨ 16世紀~18世紀の宗教画ってドラマチックで大好物です。 日本画との共通点という観点は気づいたことがなかったので、確かに! と思わず膝を打ってしまいました^^ ちなみにルオーのような厚塗り絵画はとても苦手です(-"-) 石膏像が指導教材として日本に持ち込まれたという話も、とても 勉強になりました( ..)φメモメモ ところでアカデミー! ほぼ予想どおりの結果でしたね。 「オッペンハイマー」は上映時間の長さがネックで観る予定はないんですが、クリストファー・ノーラン監督の受賞は心から喜ばし~💕 さて、いよいよ『砂の惑星2』公開間近。 シャメラ君がオスカー像を手にする日はいつになりますかねー^^ (2024.03.12 14:29:31)
コーデ0117さんへ
こんばんは。 今回はちょっと手抜きなんですが~・・・ そう言って頂けると嬉しいです(*^-^*) そうなんです、 この時代の宗教画は「美しい」ようです。 何層も重ねられた色の質感と表現、 絵をかじるものにとっては刺激になりました。^^ 「テルマエ・ロマエ」展も面白そう! 公共施設としてのお風呂文化も日本との共通性が ありますよね。 九州は大分展のみでした。 「オッペンハイマー」、 私も映画館での鑑賞はないと思いますが、 「砂の惑星2」、いよいよですね、 初日には行けないと思いますがSFに飢えているので とても楽しみです。 5月は「無名」も公開、オタは私の貴重な栄養素、 今年はより傾倒しそうです(*^-^*) (2024.03.12 20:05:07)
こんにちは(USM)
警察署へ運転免許証を取りに行って来たが若い頃を思い出す 免停後に免許証を頂いた帰りにスピード違反でまた免停に もう若くはないと言い聞かせ安全運転で帰宅した 「いいね!」応援完了です (2024.03.13 17:16:06)
こんにちは(USM)
友人からブログで金儲け口座に登録とのメールが半年前 電話で儲かると思いテキスト代40万を振込んだと連絡あり 美味い話には裏があるから気を付けた方がよいとだけ伝えた 「いいね!」応援完了です (2024.03.14 18:16:40)
こんにちは(USM)
大谷翔平193cm×田中真美子180cm一体どんな子供が 母親のDNAを受け継いでもさぞかし体格の良い子供に 「いいね!」応援完了です (2024.03.15 18:19:28)
こんにちは(USM)
スーパーから里芋と人参の煮っころがしを買って来た 蓋を開けテーブルに置き電話に出ている2分程の間に ももに煮っころがしを全部食べられガッカリ 「いいね!」応援完了です (2024.03.16 17:33:28)
(ジュンサイの)成分の粘液質は主にムチンによるもの。
レンコンなどにも多い成分ですよね。 https://plaza.rakuten.co.jp/aromaforest09/diary/201509030000/ 「ムチン」と呼ぶのは誤用(乱用)です!! 「ムチン お詫び」「ムチン 訂正」でネット検索して、間違いであることを確認してください。 是正のためこのような活動をしています。よろしければご協力ください。 https://mobile.twitter.com/acsec_inc #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア ご参考になれば幸いです。 (速報)日本放送協会 よりお詫びと訂正(2024/02/16): なめこ、オクラ、山芋などのヌルヌルした成分は『ムチン』と呼ばれるタンパク質だとお伝えしましたが、ムチンとは異なる成分でした。 https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/ https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/episode/te/K8KJ6NVJ6W/ #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア JAグループ[一般社団法人家の光協会] より お詫びと訂正(2023/03/27) - 公共メディアじゃんぬ - ムチンは動物から分泌される粘性物質である... http://ienohikari.net/news/2023/002742.html #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア 一般社団法人農山漁村文化協会 よりお詫びと訂正(2023/2/6): ムチンは胃液のような動物粘液に含まれ、動物界だけに存在するものであり、植物やキノコ類には見出されていないことが確認されています。 https://ruralnet.or.jp/oshirase/toshokoushin.html #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア 茨城県庁 よりお詫びと訂正(2023/05/22): 以下のとおり訂正してお詫びいたします。 (誤)レンコンに含まれるポリフェノール、ムチン、タンニンは、 (正)レンコンに含まれるポリフェノール、タンニンは、 https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/hibari/backnumber/2014-02.html #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア 徳島県庁よりお詫びと訂正: ※ レンコンに含まれる成分を「ムチン」と述べましたが、令和2年7月30日の食品工業辞典の用語解説の訂正において、「ムチン」は「動物より分泌される粘質物一般をいう」と整理されました。 https://www.pref.tokushima.lg.jp/governor/press-record/5004611 #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア 福島県広報課 よりお詫びと訂正(2023年4月1日): なめこにはムチンが含まれておりませんでした。お詫びして訂正させていただきます。 https://pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/560689.pdf #公共メディアじゃんぬ #訂正報道の専門メディア (2024.03.24 17:43:58) |