マレー
学童保育からの帰り道、Nさんは一旦教室に戻ることになったため、子どもの一人、マレーが私をNさん宅まで道案内してくれることになりました。マレーにチチェワを習い、マレーは草で銃を作りながら、彼の歩く速度に合わせてゆっくりお散歩。そんな私たちの周りに、他の子どもたちもたくさん集まって来て、「マレーは、お父さんもお母さんも死んじゃったんだ」と教えてくれました。Nさん宅に着いた後も、なかなか家に帰ろうとしないマレー。マレーは親戚の家で暮らしているそうです。一緒に、数字の勉強をすることにしました。足し算の問題を考えるのに、私の指を使って説明したところ、私の指を1つずつ丁寧に押さえながら、カウント。その後も、Nさんと私、マレーの手を使った手遊びをしたり、そんな家庭教育や、ボディタッチに飢えているのかな?と感じさせられました。Nさんも「今日はマレー、やたら甘えん坊だな」と言いながら、二人で一緒に行水。行水後は、Nさんと一緒にけん玉。それでも帰ろうとしないマレー。こんなことは初めてだそうです。Nさんと一緒に一旦家へ行き、Nさん宅で晩ご飯を食べていいか確認した後、一緒に夕食をとることにしました。夕食後は、私のカメラで写真を撮りまくっていました。データがいっぱいになり、撮れなくなったあと、「眠たくなった」と、帰っていきました。ケープマクレアから、近くの村モンキーベイまで村人が病院へ通いやすくする支援のため、先月、日本人女性がケープマクレアに滞在していたそうです。その方が、マレーをとても気にかけていたため、マレーは、その方と私がだぶったのではないかというのが、Nさんの推測でした。その方は40代らしいんですけど・・・ま、いいや。マドンナが昨年、マラウイの子どもの養子縁組申請をしましたが(関連ニュース 2006/10/28、2007/08/12)、マラウイにも家庭環境に恵まれない子どもたちがたくさんいます。私も自分にできること、探さなきゃね。マレーが撮った、Nさん宅の天井↓ 和風居酒屋風。湖に面したNさん宅から見た、マラウイ湖の夕焼け。マレーと一緒に寝ようと思っていたのに、ちょっと残念。今日もぽちっ↓とありがとうございます。人気blogランキングへ