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カテゴリ:アドレナリン放出
「評価する」ということを私は極端に嫌ってきた。
・・・あの子がどうだろうと別にいいじゃないか・・・。 ・・・そんな分かったように人のことをどーのこーの・・・。 詩の世界で生きていたかった。 正も邪も善も悪も光も闇もすべてが境界線なく同列に共存してる世界。 ・・・混沌。そんな世界が好きだった。 詩人になりたかった。 人を取りまく世界や生になんの評価も意味もつけず、 ただそのままを認め描く詩人でありたかった。 そこに一片の温かさがあればそれでよい。 そんな世界でむき出しの「生」のままドロドロと存在していたい。 すべての矛盾を包む大きな流れの中で流れ流されそのままに生きていたい。 アメリカイズムな心理系統の勉強は嫌いだった。 この世の中「正常」も「異常」も、その基準はすべて平均値から判断したこと。 集団のコミュニケーションがとれない。だから異常? 普通はこう思うもん?~と思わなければその人は心を抑圧してる? だからどうした?どうしてなんでもかんでももっともらしい意味をつけようとする? すべてはその時代や社会や環境を背景とした変動する価値観の中での評価。 それをいかにも「絶対」として振りかざすような言い方に辟易した。 でも、OTの仕事だって結局、患者さんの評価にはじまり評価に終わり・・・。 ・・・正常値、異常値、正常行動、異常行動・・・そうなんだよなぁ。 私が風俗で働いてたとき、この仕事が「天職だ」って思ったのは お客さんの異常性も自分の異常性も、あの空間ではすべてが正常で 当たり前のこととして身体を通して丸ごと受け入れられて、 そこに私の思う究極の癒しがあったから・・・かな。 そんな私がOTに向いてるのかな・・・。 なんかこのまま学校を卒業して仕事が勤まるかどうか、というか ・・・いろいろ考えるとしんどくなってくる。 まーどんな職を選ぼうと、「仕事する」ということは 迷いの中を突き進んでいくしかないのかもと思うんだけど。 ・・・なんだろうね、疲れてんのかなぁ。 最近はそんな忙しいってわけでもないだけど。 まあいいや、ドロドロと生きてやる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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