カテゴリ:映画
今、心がとても苦しい。
ホテルにて自分のラップトップで、ブログを書いたりするわけですが 今回は長期出張、レンタルDVDも借りて持ってきました。 「ホテル・ルワンダ」 実話です。アフリカ、アジアあるいはどこでも長い歴史の中で このような愚かな行為が何度も起きてきたのかと思うとやりきれない。 ジェノサイド、大量虐殺、民族浄化、呼び方はいろいろある。 「ルワンダ」はかつてベルギーの植民地。ベルギーの漫画(フランスじゃないよ) 「タンタンの冒険」を読んだことのある人なら知っているとおもいます。 ここの特産物はダイヤモンドやゴールド(南アやジンバブエと同じだ) または良質のカカオ豆(ベルギーの高級チョコ、ゴディヴァの材料にもなる) だからベルギーが侵略した。 肌の色が比較的薄く、長身の者をベルギー人が勝手に「ツチ」と名付け、 入植したベルギー人による支配の手助けをさせた。 そして抵抗し土地を奪われた者たちは「フツ」と呼ばれた。 第2次大戦後には独立国となったルワンダ、ベルギーの直接的な干渉も弱まったので 永年のフツ族のツチ族への怨念を利用したアジテイターが立ち上がり民兵隊を組織し ツチ族、女性、子供を含め100万人以上を虐殺した。 国連や英米仏は現在の石油産出国、イランやイラクと違い、 もはやこの土地はあまりメリットがないので黙認し続けた。 ベルギー資本の、主に白人客のための高級ホテル「ミル・コリーナ」の支配人ポール (フツ族で妻はツチ族)は家族や隣人、ツチ族の人々、親を殺された孤児たち、 総勢200名近い人々をを守るためこの外国資本のホテルにかくまった。 彼はあらゆる努力をして皆の命を守ろうとするのだが、 本社に連絡をとっても助けてくれない、集団暴徒化した民兵隊がすぐそこまで・・・ 優秀なアフリカ人が白人の真似をしても、ホテルのオーナーにはなれない、 外資系企業の黄色人種、日本人だっていくら頑張っても日本支社長までか。 今でもエチオピアとソマリアの紛争もある、 アフリカには平和はやって来ないのか・・・・・ 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 3, 2007 08:50:41 AM
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