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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2009年09月06日
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テーマ:洋楽(3307)

ラヴ・バラードの王者としてのシカゴの逸品+遠距離恋愛のエピソード


 シカゴと言えば、ブラス・ロック・バンドの雄としてデビューし、さらには70年代から80年代にかけて多くのヒット曲を生んだ大物グループである。個人的には初期の3枚(『シカゴ・トランジット・オーソリティ』『シカゴと23の誓い』、『シカゴIII』、いずれも2枚組の大作!)が結構好きなのだが、1976年の「愛ある別れ(If You Leave Me)」、さらには82年の「素直になれなくて(Hard To Say I'm Sorry)」(『シカゴ16』に収録)といったヒット曲を通じて、だんだんとバラード路線の"甘口"なバンドへと変容していく。この「スティル・ラブ・ミー」は、そうした"甘いシカゴ"の代表作の一つ。

 別に"甘い"ことを非難しているわけではない。それどころか、筆者はこうした"甘いシカゴ"もなかなか好きなのである。シカゴのバンド史的には、長年ヴォーカルを務めてきたピーター・セテラが1985年に脱退し、ソロの道を歩み始めた後、バンドはジェイソン・シェフという若いヴォーカリストを擁してアルバム『18』を世に送り出した。『18』はそんな時期の作品であり、この「スティル・ラブ・ミー」は、同作からのシングル曲として、全米3位のヒットを記録した。

 偶然ラジオで聞いたエピソードもあいまって、強く印象に残ったせいか、上で挙げた「愛ある別れ」や「素直になれなくて」をはじめとするバラード路線のうちでも、この曲の印象度が特別に高い。ちなみに、そのエピソードとは、遠距離恋愛中のカップルの片方(男性だったか女性だったかは忘れてしまったけれど)がラジオにこの曲をリクエストして遠く離れた恋人に贈ったというもの。このエピソードと、詞の中の"Will you still love me for the rest of my life?(これからの人生、まだずっと愛してくれますか)"という部分がオーバーラップするという、何とも微笑ましいというか若者らしいというか、とにかく美しいエピソードがいまも筆者の心に強く刻まれている。


[収録アルバム]

CHICAGO 『シカゴ18(Chicago 18)』 (1986年)





 
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Last updated  2016年01月27日 06時57分39秒
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