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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2018年07月21日
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カテゴリ:動画紹介
パブロ・ミラネス名曲選~PART 2(その3)


 パブロ・ミラネス(Pablo Milanés)名曲選第二弾の続きです。ラテンアメリカ諸国の政治性というか、国や政治が日常の生活に及ぼしているリアリティみたいなものは、曲がりなりにも“平和”を享受してきた、戦後しか知らない日本人から見ると、なかなか想像しにくいような気がします。20世紀半ばや後半になってもアメリカから露骨に干渉されたり、はたまた軍事政権が現れたりという状況はなかなか想像しにくいところがありますが、ここ数十年だけでも国によっては国家の経済破綻、内戦状態、非人道的な殺戮などがいろんな国で起こっているというのが現実なわけです。

 パブロ・ミラネスがこの「ニカラグア(Nicaragua)」のような曲を書くのも、そうしたリアリティに根差していたのかもしれないと思ったりします。ひとまずは、原曲をお聴きください。


 



 ご存知のように、キューバは、スペインの植民地だった時の米西戦争に始まり、果てはキューバ革命やその後の冷戦といった激動の歴史を経験しました。曲のテーマとなっている中央アメリカの小国ニカラグアも、キューバと並んで波乱含みの歴史を歩んできた国です。その辺りにも、歴史を共有といえばいいのか、何か共感するものがあるのでしょう。

 さて、もう1本は、少し変わったアレンジ(というかDJヴァージョン)をお聴きください。上のようなアーティスト個人やそれを取りまく政治的背景などがあるのでしょうが、それとはまったく別の次元で、ファンクな感じに仕上がっています。音楽は発表された瞬間に作者(演奏者)の手から離れていくというのもまた真です。その意味では、このヴァージョンはこのヴァージョンでよいのではないかと思ってみたりもします。


 




[収録アルバム]
Pablo Milanés / Comienzo y final de una verde mañana(1985年)





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Last updated  2018年07月21日 02時31分52秒
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