テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:洋ロック・ポップス
世界的ヒットを含む代表盤の一つ
リトル・リヴァー・バンド(Little River Band)は、オーストラリアから世界進出を果たした草分け的バンド。国内ですでに活動をしていた複数のバンドのメンバーが集まって1975年にメルボルンで結成され、同年にセルフタイトルのデビュー盤をリリースした。オーストラリア国内で大きな人気を集めただけでなく、彼らはイギリスやアメリカにも進出していく。米西海岸ロック的な爽快で美しいハーモニーを武器に人気を集めることになっていく。1978年リリースの第4作『夢追人(Sleeper Catcher)』は、全米アルバムチャートで初めて20以内(最高位16位)に入り、全米3位となるヒット・シングルも生み出した。そのようなわけで、彼らの世界進出の出世盤ともいえる。 そのヒット曲というのが、2.「追憶の甘い日々(リミニッシング)」(動画含む過去記事はこちら)である。全米ラジオ史上、最もエアプレイ回数が多い曲の一つとされる名曲である。他にお勧めのナンバーとしては、同じくシングルとしてヒット(全米10位)した6.「レディ(レイディ)」で、これまたよくできた美曲。さらに、目立たないのだけれど実は名曲と思うのは、長尺の4.「時の流れに(ライト・オブ・デイ)」というナンバー。さらに、これら以外に聴き逃がせない収録曲としては、1.「安らぎの時(シャット・ダウン・ターン・オフ)」、5.「堕天使(フォール・フロム・パラダイス)」、8.「人生の小路(ソー・メニー・パス)」なんかが挙げられる。 それにしても、思い込みというか刷り込みというのは恐ろしい。筆者はずっと米盤で聴いてきたため、ある種キャッチ―なオープニングで軽快な感じのある「シャット・ダウン~」からアルバムが始まるイメージが当たり前と化していた。元のオーストラリア盤では、「堕天使」からA面が始まる曲順だったとは。さらに、当時の日本盤もどうやら豪盤と同じ曲順だった模様。こちらの曲順で聴いてみたら、本盤の印象も案外別のものになりそうな気がしていたりする。 [収録曲] 1. Shut Down Turn Off 2. Reminiscing 3. Red-Headed Wild Flower 4. Light of Day 5. Fall from Paradise 6. Lady 7. Sanity's Side 8. So Many Paths 9. One for the Road *参考:豪盤の曲順(上の米盤・下記の豪盤ともに、1.~4.がLP盤のA面、5.~9.がB面) 1. Fall from Paradise 2. Lady 3. Red-Headed Wild Flower 4. Light of Day 5. So Many Paths 6. Reminiscing 7. Sanity's Side 8. Shut Down Turn Off 9. One for the Road 1978年リリース。 ★CD/SLEEPER CATCHER/FIRST UNDER THE WIRE (輸入盤国内仕様)/リトル・リヴァー・バンド/OTCD-6399 ↓ベスト盤です↓ 【輸入盤CD】Little River Band / Best Of (リトル・リヴァー・バンド) ↓こちらはオリジナル・アルバムのLP盤↓ (LP)リトル・リバー・バンド/Sleeper Catcher 【中古】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年03月08日 07時38分07秒
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