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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2024年03月31日
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テーマ:洋楽(3288)
アフリカをテーマにした盤


 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マーリーのスタジオ作としては通算11枚目となる。

 ジャマイカの多くの人たちにとってのルーツであるアフリカへの渡航がこの作品の始まりだった。1978年の末、ボブ・マーリーはラスタファリの聖地エチオピアを訪れ、アフリカの国々を回った。そのような背景もあって、収められた楽曲は、アフリカを題材としたものとなり、ジャケット・デザインはアフリカ各地の国旗が並べられたものとなっている。

 アルバムは、ボブ・マーリーらしさが発揮された1.「ソー・マッチ・トラブル・イン・ザ・ワールド(世界には問題が山積)」から始まる。2.「ジンバブエ」は、当時のローデシア(旧英領植民地)の民族解放を歌にしたもので、1980年にジンバブエ共和国が独立を達成するときの祝典でも歌われ、ジンバブエ第二の国歌のように見なされているという。

 表題曲の5.「サヴァイヴァル」は、“あらゆるものを得た人もいれば、まったく何も得ていない人もいる”、“そうさ、ブラック・サヴァイヴァル” と歌う。続く6.「アフリカ・ユナイト」も同様に政治的メッセージの強いナンバーで、アフリカの団結を呼びかける。こうした内容のせいもあって、南アフリカ共和国(むろん、アパルトヘイトがふつうに存在した当時のことである)では検閲の対象にもなったのだとか。

 ちなみに、この作品は、本盤を最初として三部作になるという計画だったという。翌1980年には『アップライジング』がリリースされたものの、1981年にボブ・マーリーは亡くなってしまい、三部作を締めくくるはずだった作品は生前に完成することがなかった(死の2年後に未発表曲などを集めた『コンフロンテイション』が発表されている)。


[収録曲]

1. So Much Trouble in the World
2. Zimbabwe
3. Top Rankin'
4. Babylon System
5. Survival
6. Africa Unite
7. One Drop
8. Ride Natty Ride
9. Ambush in the Night
10. Wake Up and Live

1979年リリース。




 ​​
サヴァイヴァル +1 [ ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ ]

 
Bob Marley&The Wailers ボブマーリィ&ザウェイラーズ / Survival + 1 <紙ジャケット> 【SHM-CD】




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Last updated  2024年03月31日 06時39分23秒
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