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相棒の名は? BMW116i

相棒の名は? BMW116i

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2011.11.01
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最近の車と言えば・・・

トラクションコントロールが単独で制御されることは少ない。

ESP、ESC、DSCなどと呼ばれるスタビリティコントロールでは、

トラクションコントロールが、カウンターフォースを生む、

1輪ブレーキと組み合わせて使用されることが多い。



ちょっと前に、三菱i-MiEVに試乗したが、RRレイアウトの車で後輪駆動であった。

BMWをはじめ後輪駆動車は、雪のため北東北では敬遠されることが多い。

しかし、その時の営業マンの言葉が気になった。

「ガソリン車と違ってi-MiEVのスタビリティコントロールは、

相当滑る路面状況においても、難なく走り出せてしまう。」と言っていたのだ。

その理由が、その時には、瞬時に思いつかなかったが・・・

後で、良く考えてみると思い当たる節がある。

今日は、それについて書きたい。



話を単純化するために、トラクションコントロールにだけ注目して考えた。

トラックションコントロールと言うのは・・・

滑りやすい雪道などで駆動輪がグリップを失った場合に、

その空転をコンピュータがABSのセンサーを利用して検出して、

即座にアクセルを絞り駆動輪の空転を抑える機能である。

ガソリン車の場合は、駆動輪の空転を検出すると・・・

アクセルを自動的に戻し、ガソリンが絞られ、エンジン出力が下がり、

駆動輪の駆動力が下がり、空転が止る・・・となる。

コンピュータは、どんなに頑張ってみても、制御できるのは駆動輪のトルクではなく、

ガソリンの量であるため、制御としては間接的になり応答速度も、

1秒前後あるいは、速くても0.何秒(数100ms)と言う単位で、それほど速くない。

このあたりが、ガソリン車の限界であろう。



同じことを電気自動車で考えてみると・・・

電気自動車に使用されるモーターは、同期型電動機とカタログに記載されている。

一般的に言うACサーボモータを考えて、ほぼ間違いない。

ACサーボモータと言うモータは、回転する速度もかなり精密に制御できるものであるが、

トルクも制御できるモータである。

ここがポイントだ。



電気自動車の場合は、駆動輪の空転を検出すると・・・

モータへのトルク(力)をしぼる、すると駆動輪の駆動力が下がり、空転が止る。

・・・となる。

電気自動車の方が、制御が直接的であるために、無駄が無く、制御の応答速度が極端に速い。

ガソリン車が応答速度が速くても0.何秒か必要とするのに・・・

電気自動車のトルク制御の応答速度はおそらく数msから数十ms。

1秒=1000ms

ガソリン車の応答速度より2桁、ひょっとすると3桁も速い。

よって、トラクションコントロールの性能を簡単に高くチューニングできる。

と言うことになるのだろうと思った。



電子制御満載となると、電気自動車はガソリン車をしのぐ性能を簡単に示す可能性もある。

失う物もあるが、得るものもありそうである。


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最終更新日  2011.11.02 20:21:15
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