テーマ:車に関するお話(10103)
カテゴリ:車
ここで、中古のワゴンRを神奈川県まで陸送の途中ではありますが・・・・
積雪路と装備のお話を・・・ 2週連続で大雪に見舞われた関東地方、結構な混乱になっているようですが・・・ 仙台をはじめとする宮城県内も高速道路の閉鎖などが相次ぎました。 まず仙台は、78年ぶりの大雪で混乱したかのような報道がなされていますが。。。 筆者が遭遇した感じでは、東北地方でこの程度の雪の量で大混乱するのは、東北六県の中では宮城県だけのような気がします。 福島県、山形県、秋田県、岩手県、青森県で、この程度の雪の量ならば一シーズンに何回かは経験する程度の降雪量でした。確かに決して少ない降雪量ではないのですが。。。 では、仙台や宮城県は、その他の東北の各県と何が違うか?と言うと・・・ 降雪に対する除雪の準備?装備が違うと思います。 筆者の自宅のある岩手県と比較すると、まず主要幹線道路の除雪するタイミングがまったくもって遅い。 除雪の仕方が、不十分。(除雪後の路面にどの程度雪を残すか?) その他の地方道、店舗の駐車場の除雪が不十分。 住宅街の路地に至っては、まともな除雪がなされない。 歩道がまったく除雪されていない。 (宮城県内のとある住宅街) これが岩手県だと、主要幹線道路は、早朝4時ごろには除雪が始まり、住宅街の除雪も朝6時前後には終わります。 雪の多い日には、朝だけでなく夕方にも除雪する場合があります。 歩道は、歩道専用の乗用除雪機があって通学時間に間に合うように除雪されます。 スパイクタイヤの禁止直後に話題になったミラーバーンですが、その対策として主な交差点の前後数十メートルは、融雪剤が散布されミラーバーンにならないようになっています。 陸橋やアンダーパスは、凍結路面になり走行不能になりやすいのですが、自動的に融雪剤が散布される設備や、ロードヒーターが設置されて凍結することが無いような対策がされています。 ところが、仙台周辺や宮城県にはそのような物がほとんど見当たらないのです。 一体いままで、何に税金を使っていたのでしょうね? 宮城県民は、こんなのは東北では宮城県だけと気が付くべきでしょう。 ということで、待てど暮らせど、まともな除雪がされないので、昨晩何度もスタックしかけた道路を筆者が単独で除雪します。(汗) ところで、雪の装備と言えばスタッドレスタイヤやチェーンですが・・・ 「どちらが良いのか?」 と言うご質問をゆうこ君さんから頂いたので、筆者の30年あまりの雪国経験から回答します。 まず、雪国のドライバーは、スタッドレスタイヤを使います。 雪国のほとんどの(普通車の)ドライバーは、昨今はチェーンは使わないし、もっていないし、付け方も知らないと言う方がほとんどだと思います。 (大型トラック・バスなどは、これには当てはまりません。) 圧雪路、アイスバーンなど雪道にオールマイティーに使えるのはスタッドレスタイヤです。 高速道路のチェーン規制の場合、スタッドレスタイヤであればチェーンを付けているのと同等に扱ってもらえます。 しかし、スタッドレスタイヤはどんな雪道にでも対応できる完璧な装備かと言えば、実はそうではありません。 スタッドレスタイヤが破綻するシュチュエーションは、主に2パターンあります。 まず、超一級の凍結路面。 この路面では、スパイクピンのあるタイヤでないと、どうにもならない場合があります。 もう一つは、深雪や除雪が不十分で10cm以上の圧雪が雨などでシャーペット状にザクザクになったような状況。(昨日の仙台近郊はこれでした。東京の大雪の場合の雪質もこれに近いと考えられます。) このような状況の場合は、スタッドレスでも金属チェーン(ラダー状か亀の甲羅状のチェーン)を付けると楽に走れるようになります。 よって、昨今の雪国ドライバーがスタックに陥る状況は、上記の2パターンと考えて良いでしょう。 筆者の場合は、前相棒のBMW318ti(E36/5)の時には、スタッドレスタイヤにスノーネットを併用しておりました。 何時使っていたか??・・・大雪時の深雪の走行に使用していました。 昨今のBMWは、金属チェーンやスノーネットは取り付けできない仕様だったと思います。 使用できるのは、スノーソックスと言う商品であったと思います。 スノーソックスは、筆者の言うチェーン用途ではなく応急的にスタッドレスの代用になるもので、深雪の走行には不向きだと思います。 したがって、BMWは深雪の走行ではスタックに陥る危険性が高いと考えられます。 パワーアップ! 【最大90%OFF &ポイントアップ延長中】 増税前のかけこみセール開催中 【日本最大級 輸入車パーツ専門店 Individual】ボルボ VOLVO【VOLVO純正】 ボルボ V40 チェーン 《 スノーソックス 》 2013~ ボルボ ●▲ チェーンを付けて走行する場合、2輪駆動の場合は駆動輪に付けるのが普通です。 FFの場合は、前輪に、BMWのようなFRは後輪に付けます。 当然、駆動輪でないFFの後輪、FRの前輪はノーマルタイヤで走ることになるので、かなり慎重な運転が必須となります。 FFでは、急に後輪が流れ出しスピンに・・・ FRでは、ハンドルが効かずに超アンダーになる場合があります。 なお、チェーンを購入した場合は、何回か必ず取り付ける練習をしてください。 寒く、暗い現場で取り説を見ながらチェーンを取り付けることは、ほぼ不可能と考えて良いです。 金属、非金属に限らずチェーンの場合は、雪のない路面を走行すると想像以上に早く磨耗し案外簡単に破断してしまいます。 関東近郊では、大雪のあとに切れたチェーンが道路に落ちていることがあります。 先日関東を走行した時にも切れたチェーンが落ちていました。 雪道、非雪道が断続的に続く状況の場合、取り付けたまま走行するか?外すか?の判断が難しいものです。 一つの目安としては、対向車がチェーンを付けているか?否か?を観察する方法がありますが、昨今は、チェーンを付けて走行する車が少ないのでこの方法は有効な方法では無くなって来ています。 装備が十分でない場合は、車の運転は避けるのがもっとも良い方法です。 また、走行する場合も除雪の良い道路、上り坂をさけて走行する道路の順路を考えたり、北向きの斜面、日陰になる道路を避けるなど単純に走る技術求めるより、頭を使ってドライブプランを考えると良いでしょう。 でも一番は、「君子危うきに近寄らず」 だと思います。(笑) 最後に・・・ 雪の影響で、まったく進めない状況になることが関東や西日本であるようですが、暖を取るためにアイドリングしてヒーターを使う場合には、一酸化炭素中毒にご注意ください。 必ず、外気導入して使用してください。内気循環では車内が負圧になる場合があり、室内に排気ガスが流入してくる可能性があります。 降雪時には、定期的にマフラー付近の雪を除雪することを怠らないでください。 また、アイドリングしながらの仮眠は運転席を使用しないことをお勧めします。 理由は、仮眠中に誤ってアクセルペダルを踏んでしまう可能性があるためです。 高速道路のSAでは、夜間多くの車がアイドリングしたまま仮眠を取っています。 運転席で寝ている人も相当数います。 ご注意ください。 ちなみに、筆者の場合は、仮眠時にアイドリングすることはありません。 寒くないの??冬用の寝袋を使用すると関東圏では車中泊で暖房の必要はありません。 さて・・・中古のワゴンRのトラブルはどうなった・・・!? にほんブログ村 ///////////////////////////////////////// ”相棒の名は?BMW116i” + hoshikatsu.net - ///////////////////////////////////////// クリックで出来る社会貢献は、いかがでしょう! クリックすると、スポンサーの有名企業が、 あなたに変わって、NPO団体などに、募金をしてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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