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2016/04/13
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≪【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆】=04月13日=≫

 世界から手を引くアメリカ =後編= 
=REUTERS、Column by Peter Apps(コラムニスト、「Project for Study of the 21st Century」理事)

警察国家ー4
2009年に大統領に就任した直後から、オバマ氏がイラク侵略に反対する一方で、アフガニスタンへの部隊増派には賛成したことは有名である。 今このような戦略を支持するとは容易に想像しがたい。 トランプ氏は非常にさまざまな問題についてあまりにも極端で特異な立場を取っているので、恐らく大統領選挙では勝てないだろう。 すると、最も可能性が高いのは、依然としてヒラリー・クリントン氏である。

皮肉なことに、その正統性はもっぱら国際問題に関する経験と、党内の既得権層という立場に由来している。 彼女の助言者、後援者、相談相手となっているのは、民主党の外交政策関係者のほぼ全部と、共和党の外交政策関係者のかなりの部分である。 もっとも彼女は、彼らの専門的能力が、自分の追い風になっていないことにすでに気づいているのだが。

すでに過去数年のあいだに、政情不安定な国に対する米国政府と欧州主要国のアプローチは、過去よりもはるかにコストのかからない、恐らくは効果的な戦略へと移行してきた。 特にイラク、アフガニスタン、ソマリアの3カ国においては、今や明らかに、限定的な軍事支援・開発支援を提供するだけで現地政府構造の構築をめざし、できることなら幅広く地域的な支援を得る、というアプローチになっている。

いつまでも維持できない大量の外国軍に頼るという従来のアプローチからすれば、これは大きな変化である。 域内の過激化を招く恐れも大幅に軽減されるし、長い目で見れば、潜在的には成功する可能性がはるかに大きい。 少なくとも、米国、ロシア、他の域内主要国が、彼らが支援に努める将来の政府をどのような種類のものにするかという点でそもそも合意できれば、という条件付きではあるが。

だが、いま問われているのは、そもそもそのような種類の関与をするだけの価値があるのか、という非常に現実的な問題なのである。 トランプ氏が、1930年代以降に実施された大統領選のどの最有力候補よりも上回っているのは、過去の米国の立場を露骨に捨て去るとまでは言わずとも、これまでよりはるかに広い範囲で撤回することを示唆している点である。

貿易に関しては、彼は積極的な保護貿易主義者である。 これは左翼の挑戦者であるバーニー・サンダース氏と共通する部分だ。 特に中国に対しては、貿易紛争の引き金になりかねないような形で関税を引き上げると発言している。 その一方で、トランプ氏が長年の同盟国に対する支援に消極的であることは、ロシア、中国の両政府を元気づける可能性がある。 トランプ氏は、ビジネスの経験から、予測不可能であることの価値を教わったという。 

警察国家ー6
オバマ大統領はそこまで踏み込もうとはしなかった。 確かに、彼の戦略の軸には、アジア、欧州双方での軍事的プレゼンスの強化があった。 2011年にムアンマル・カダフィが失脚した後、オバマ氏の見解では明らかに欧州の裏庭に当たるリビアを安定させるために、英仏両国が自前の政策をまとめていないと批判したのである。

ブリュッセルでの事件以来、圧倒的な論調は「ベルギーの責任」を問うものであるように見える。 ある意味で、これは非常に理にかなっている。 何しろベルギーの情報・治安機関は、政府の他の部門と同様、機能不全で悪名高いのだ。 とはいえ、ベルギーは長きにわたって「帝国の十字路」として知られており、敵に対して自国の国境を本当に守れたことなどないことは記憶に値する。

「9.11」以来、米国が本土に対する攻撃を比較的うまく避けてこられた理由の一部は、恐らく情報・治安体制の改革のおかげだろうが、太平洋、大西洋という2つの大海で世界の他の部分から切り離されている事実も、やはり重要なのである。 こうした地理的な孤立があるからこそ、米国は時として「他の世界のことなど放っておけばいい」と考える贅沢を味わえるのだ。 実際のところ、近年エネルギーの自立性の獲得が注目されているのも、かなりの部分、そうした願望に由来しているように見える。

米国が自らの役割を考え直しているということは、意外でもないし不健全でもない。 グローバルな「1強」超大国になってからまだ25年しか経っていないのだし、特に中東に関しては、米国がネガティブな影響を与えてきたかもしれない、という結論に達するのは簡単なのだ。

だが、たとえひどく不完全であるとしても、米国は、現状において世界の「軸」に最も近い立場としてベストを尽くして行動している。 世界的な不安定の時代に、米国が再び孤立主義に陥るとすれば、それは他国にとっても幸福なことではないだろう。

警察国家ー5

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。  
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Last updated  2016/04/13 06:03:54 AM
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