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2018/03/19
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【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 03月19日 
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牙を剥くロシア「500年続いた西側の世界支配はいま終わる」
= NewsWeek_Column_2018年03月16日、 トム・オコーナー


ロシアは、アメリカとその同盟国からのいかなるに「最後通告」にも応えることを拒否し、「西側が主導する世界秩序はもはや終わった、今後は独自の外交路線を追求する」と宣言。戦いの舞台は世界各地から宇宙空間にまで至る。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が軍事力や政治的影響力の拡大を目指すなか、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなどの西側諸国はロシアの内政干渉を批判してきた。だがロシア側はこれを一蹴。セルゲイ・ラブロフ外相は、最近の対ロ投資フォーラムで、ソ連崩壊後の混乱を乗り越えて再び世界の大国に上りつめたロシアに「過剰な反応をみせる」国が多い、とうそぶいた。

「わが国はいかなる相手との対立も望んでいない。公正な条件のもと、すべての国々と協力したい」と、ラブロフは国営タス通信に語った。「相互尊重に基づき、利害の均衡を図りつつ、双方にとって受け入れ可能なアプローチを取ることが肝心だ」
ラブロフは、最近のロシアと西側の緊張の原因は「過去500年にわたる西側の世界支配が終わりつつあるにもかかわらず、頑なにこれを受け入れないアメリカとその同盟国の姿勢にある」と指摘する。世界を支配する何世紀分もの習慣がこびりついている国々にとっては、今の世界情勢の変化は受け入れがたいのだろう、と。



イギリス国内でまたスパイ暗殺
西側諸国とロシアの関係悪化を示す最新の事例が、ロシアの元スパイの毒殺未遂事件だ。2010年にイギリスに亡命したセルゲイ・スクリパリは今月初め、英南部のソールズベリーのベンチで娘とともに意識不明で発見された。英政府は、犯行に使われた猛毒の神経剤ノブチョクは旧ソ連によって開発されたものだとして、ロシアの外交官23名を国外退去にした。

ロシア政府はこれに対し「前代未聞の許し難い挑発」と激しく反発。ラブロフは「すぐに対応措置を執る」と言った。

アメリカも、ロシアが2016年の大統領選挙に干渉し、ドナルド・トランプ現大統領の当選をひそかに後押ししたとして前オバマ政権の末期に外交官の国外退去処分に踏み切った。ロシアもトランプも疑惑への関与を否定しているが、両国の関係はその後も改善していない。

軍事的にも、関係は険悪化しつつある。ロシアが2014年にウクライナのクリミア半島を併合した後、アメリカ主導の軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)は、ロシアとの国境地帯に配備する戦力を増強した。ロシアは、アメリカが全世界的なミサイル防衛システムでロシアを封じ込めようとしていると主張し、冷戦時代にも似た軍拡競争が復活しつつある。



プーチン大帝「汚職撲滅」は、見せ掛けだけのイメージ戦略
= NewsWeek_Column_2018年03月17日、 マーク・ベネッツ(モスクワ在住ジャーナリスト)

18年2月初めの夜明け前、ロシア連邦を構成する南西部のダゲスタン共和国で、ロシア連邦保安局(FSB)の重装備部隊がある邸宅に踏み込んだ。 強制捜査が行われた邸宅の主は、ダゲスタンの指導者アブドゥサマド・ガミドフ。邸宅内は富の象徴であふれていた。高級腕時計、希少な毛皮製品、トラの剝製......。グリップにガミドフの名前の一部を彫り込んだ金メッキの拳銃まであった。

ガミドフは側近2人と複数の政府高官と共にロシア当局に逮捕、告発された。容疑は政府基金の横領だ(全員、無罪を主張している)。この一件は、ロシア政府が乗り出した「汚職政治家」の取り締まりの一環にすぎない。

17年12月、石油会社ロスネフチに便宜を図った見返りに200万ドルを要求した容疑で訴追されていたアレクセイ・ウリュカエフ前経済発展相が、禁錮8年と罰金1億3000万ルーブル(約2億5000万円)を言い渡された。53年以降に逮捕された政府閣僚のうち、初の受刑者になったウリュカエフは「残酷で恐ろしいペテン」の犠牲になったと主張した。
18年に入ってからは、キーロフ州のニキータ・ベールイフ前知事、サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン前知事も収賄罪で刑務所へ送られた。

ここへきて注目の逮捕や判決が相次いでいるのは偶然ではない。ロシアでは3月18日に大統領選が行われる。再選を目指すウラジーミル・プーチン大統領が勝利を収め、さらに6年の任期を務めるのはほぼ確実だ。観測筋に言わせれば、ガミドフらの逮捕の動機は、北カフカス地方に位置する政情不安定なダゲスタンでの支配力強化にある。いずれにしても派手な逮捕劇、そしてウリュカエフや知事2人の実刑判決は、大統領選を前にプーチンが「汚職を許さない指導者」のイメージを強めることに役立っている。



「政治的得点」を稼がねば
プーチンの支持率は高く、世論調査を見ても、貧困率上昇などの社会問題をプーチンの責任とする声は少ない。そんな無敵のはずの大統領の数少ない弱点の1つ、それが汚職問題だ。ロシアでの詐欺・横領被害額は毎年、数百億ドル規模に上る。国内唯一の独立系世論調査機関、レバダセンターが17年発表した世論調査では、汚職横行の責任はプーチンにあると回答した人の割合が67%、政府は「完全に」または「相当な程度まで」腐敗していると考える人の割合は80%近くに達した。

拍車を掛けているのが、反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイが展開する汚職追及活動だ。ナワリヌイが設立した反腐敗財団は17年3月、ドミトリー・メドベージェフ首相の不正蓄財を告発する動画を公開。再生回数は2650万回を超えている。動画公開後、ロシアでは抗議デモが繰り返され、17年は1500人以上が逮捕された。

国民を納得させられず
ロシア政府が、政治腐敗の蔓延とそれが招く批判を懸念するのは今が初めてではない。11年12月に実施された下院選では与党「統一ロシア」が不正に勝利した疑惑を受け、モスクワでは大規模な抗議デモが行われた。13年にかけて続いた一連のデモは次第に、政府上層部の汚職疑惑に焦点を当てたものに変化。厳正に管理されているはずの政治体制への抗議は、前代未聞の出来事だった。

抗議の嵐を静めたのは14年のクリミア併合だ。愛国主義が盛り上がり、プーチンの支持率は記録的なレベルに達した。
その熱狂が過ぎ去ったとき、政府は再び、国民の間で募る腐敗への怒りに対処することを迫られた。思い付いた解決策が、ガリャモフいわく「地方政府高官を対象に汚職一掃作戦を行い、逮捕者に長期刑を科す」ことだ。

戦う相手は汚職ではない
デリパスカとプリホチコを糾弾してから約1週間後、ナワリヌイはプーチンに矛先を向けた。不正に得た財産で、プーチンは総額3600万ルーブル(約6800万円)相当の高級腕時計の数々をコレクションしている、と。この金額はプーチンが12年に大統領に返り咲いて以来、手にした給与の総額とほぼ同じだ。「プーチンは6年分の給与を前払いさせて、全額を腕時計につぎ込んだらしい」と、ナワリヌイは皮肉った。

この告発についてロシア政府は声明を出していない。しかし2月19日に、警察は反腐敗財団幹部のロマン・ルバノフを拘束。違法な抗議活動を組織した容疑で告発されたルバノフは、10日間の服役を言い渡された。それから数日後、今度はナワリヌイの補佐役であるレオニード・ボルコフが、過去にナワリヌイが拘束された際の動画をリツイートしたとして懲役30日の刑になった。ほかにもナワリヌイの関係者2人が抗議活動関連の容疑で有罪になり、短期の懲役判決を受けている。

ちなみにナワリヌイ自身は今年に入ってから、これまでのところ服役を免れている(昨年は刑務所で2カ月を過ごした)。ロシア政府の反腐敗キャンペーンは、大統領選を前にしたプーチンのイメージアップ戦略にすぎないとみる批判派にとって、最近の出来事はその新たな証拠だ。オンラインでよく言われるジョークのとおり、「ロシア当局は汚職と戦わずに、汚職と戦う人間と戦う」のだから。



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。  
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Last updated  2018/03/19 02:54:39 PM
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