カテゴリ:【如水・壺公慷慨】
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日本の野党よ、AOCを見習い、テーブルを揺らし、真正面から喧嘩せよ = Harbor Business Online_HBO取材班 2019年02月11日 By 菅野完 去年の夏から夢中になって注目し続けている人物がいる。毎日その動静を追いかけ、各種ウェブサイトを検索してスケジュールを確認し、テレビ露出があれば欠かさず録画する。 ここまで私が夢中になっている人物とは、先ほどの米中間選挙で「民主党から立候補して」見事当選し、史上最年少の女性下院議員となったアレクサンドリア・オカシオ=コルテズ(以下AOC)議員にほかならない(きっちりコルテ「ズ」と濁るところに、こだわりを見ていただきたい)。最初に私が彼女について「すごいヤツがいる!」と自分のメルマガで言及したのは、昨年6月末のことだから、随分と早い。 先日、彼女の演説が日本でも話題となった。彼女はこう言う。 「公正とは、『行儀がいいこと』と『黙り込む』ことは、決して同じではないと確かめることです。実際、正しい行動とはテーブルを揺することだったりするんです」 これだ。 去年の夏、彼女を見つけ夢中になったのは、この「何があっても黙らない」喧嘩スタイルがあったからだ。面白いことに、トランプの選対本部長を務めたスティーブ・バノンさえも、思想的に真逆であるはずの彼女を賞賛しだし、「根性と決意と闘志を持っている」とべた褒めに褒めている。 「根性と決意と闘志」……。この3つは久しく日本の野党から失われたものではなかろうか。 6年たっても旧民主党政権と隣国の悪口を言うことぐらいしか能がなく、自慢のアベノミクスとやらも粉飾統計でごまかされたものだと判明しつつある安倍政権に、有権者はそろそろ辟易し始めている。しかし支持率は盤石だ。どの世論調査を見ても、「他に適当な人がいない」が支持する理由のトップになっている。 これはひとえに野党のせいだ。 安易な離合集散で話題を集めようとしたり(玉木や小沢など)、人寄せパンダ(橋下徹など)にすり寄ってみたりと、野党陣営はいまだに三文芝居のようなことばかりにうつつを抜かしている。正論を吐き、根性を見せ、政権打倒の決意をにじませ、戦う姿勢を崩さないという、「野党の本分」をおろそかにしているのだ。 日本の野党各位は、AOCの爪の垢を煎じて飲んだほうがいい。彼女のようにまっすぐ戦いを挑み、「根性と決意と闘志」を有権者に見せるべきだ。「根性と決意と闘志」の有効性は、出馬の際、「ドン・キホーテより無謀」とまでいわれたAOCが、いまや米国政界の台風の目になったことが立証しているではないか。 いよいよ通常国会が始まった。「行儀のいい」野党の姿なんて、もう国会で見たくない。 野党各位。「根性と決意と闘志」を見せ、どんどん「テーブルを揺さぶ」ってくれ! 成果なければ〝未完のドラマ〟に?米朝首脳会談第2ラウンド = WEDGE Infinity《世界潮流を読む 岡崎研究所論評集》 樫山幸夫 (産經新聞元論説委員長) / 2019年2月8日 政治ショーの〝第2幕〟はベトナムが舞台になるという。トランプ大統領が5日(日本時間6日)の一般教書演説で、北朝鮮の金正恩委員長との第2回会談を今月27、28の両日、ベトナムで行うことを明らかにした。〝観客〟を失望させた〝第1幕〟から進展して、核問題解決へ前進―という結末を観ることがでえきるか。幕間の動きを見る限り、楽観的な見方は禁物と言わざるを得ない。 〝目くらまし〟が大統領の目論み トランプ大統領が一般教書演説の場で、金正恩との会談を明らかにしたこと自体、〝政治スペクタクル〟であることを示している。選挙を別とすれば米国最大の政治イベントである一般教書演説のなかで、大統領は「人質は解放され、北朝鮮は過去15カ月間、核、ミサイル発射実験を行っていない」、「私が大統領になっていなければ北朝鮮と激しい戦争になっていた」と核危機を抑えたことを自賛した。次回会談の見通し、どう望むかの方針などについては言及しなかった。 トランプ大統領にとって、今回の会談第2ラウンドはなんとしても成功させなければならない。 〝ロシア・ゲート事件〟の捜査、不法移民阻止のためのメキシコ国境での壁建設をめぐる民主党の対立など苦しい展開の内政から外交問題に国民の関心を逸らそうという思惑があるからだ。内政で行き詰まった指導者が、故意に〝外敵〟を作り出したり、外交の見せ場を設定したりするのは洋の東西、時の古今を問わない。古典的な手法と言っていい。 金正恩体制維持に対話継続必要 一方の金正恩委員長にしても事情は同じだ。「隠遁国家」ときに「ならず者国家」などありがたくないニックネームを奉られ、警戒、非難はされこそすれ、国際的な舞台での主要なプレーヤーになることはなかった。 そういう国の指導者にとって、唯一の超大国、米国の大統領と1対1で会談、しかもトランプ氏をして「金正恩と恋に落ちた」とまでいわせたのだから、夢のような話だろう。しかも、金正恩は中国の習近平主席とも米朝首脳会談に関連して昨年3回、ことしもすでに1回会談している。文在寅・韓国大統領とも昨年3回会談し、9月の会談の際は平壌に呼びつけている。 「超大国の仲間入りをした」という印象を与え、「金王朝世襲体制」への内外からの支持を受けるには、これ以上の材料は望むべくもない。実際に核を放棄する意志があるかどうかはともかくとして、米国との良好な関係はなんとしても維持する必要がある。 外交的な得点稼ぎがトランプ、金正恩両氏の共通の思惑だとしても、握手だけで終わるわけにはもちろんいかない。目に見える形で、前進したという体裁、印象を与えなければ、〝観客〟の興味を失う。少なくとも昨年6月の第1回会談よりは進展させたいという意図では双方一致しているはずだ。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- ・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2019/02/15 05:50:05 AM
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