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2008.06.10
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カテゴリ:ブリッジ

ブリッジが今のような形に定着したのは、アメリカに渡って改良された、1925年。


1930年代は、ブリッジが大流行した時代で、

コントラクト・ブリッジの興隆期が、ミステリーの黄金時代にあたることから、

当時のミステリー小説には、ひんぱんに、ブリッジの場面が描かれたようです。


なかでも、有名なのは、アガサ・クリスティーですね。

『ひらいたトランプ』、『動く指』、『エッジウェア卿の死』、『教会で死んだ男』、

『茶色の服の男』、『七つの時計』などに、流行のブリッジを取り入れたようです。


   
  


実は、アガサ・クリスティーのミステリー小説は、この歳になって初体験です(~~;

ブリッジをたしなむ機会がなければ、読むご縁もなさそうでしたが、

ようやくめぐり合った、という状況を迎え、ぼちぼちと、読みすすめているところです。

* * *

「ブリッジは人類が発明したもっとも知的なゲームだ」

と表現したのは、イギリスの文豪サマセット・モームです。

この言葉は、ブリッジ愛好家のあいだで、あまりにも有名ですが、

モームが人との交流を好ましく思わない方だったとは、あまり知られていないかもしれません。

ブリッジは、社交的なゲームですけど、カードを通じてコミュニケーションを図るので、

親しく話す必要は、ないんですよね。

モームは、ブリッジが行われると、パーティにも積極的に参加したのだそうです。

『お菓子とビール』、『サナトリウム』、『三人のふとった女』には、

ブリッジのことが織り込まれているようで、

モームが、ブリッジにどれほどの情熱を注いでいたのか、

物語を通じて、うかがえそうです。


 


そのほかにも、ブリッジが描かれる物語は、いろいろ、あります。


パトリック・クェンティン『死を招く航海』。ヘレン・マクロイ『ひとりで歩く女』。
ジョルジュ・シムノン『メグレの途中下車』。イアン・フレミング『007/ムーンレイカー』。
『チャーリーとチョコレート工場』で知られる、ロアルド・ダールの短編集『あなたに似た人』のなかの『いとしの鳩よ、わが妻よ』。
日本では、竹本健治『トランプ殺人事件』。


  


ブリッジシーンが登場する映画もあります。


『虹をつかむ男』。『レディ・イヴ』。『眼下の敵』。『80日間世界一周』。など。


 


プレイするだけでなく、ブリッジを扱った物語に浸ってみると、楽しみが倍増しそうです。





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Last updated  2008.06.13 00:54:52
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