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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:戦争反対 2
数年前、私は初めて広島・長崎の原爆資料館を訪れました。平和資料館に入って、私がアメリカの小学校で受けてきた原爆に関する授業内容が、いかにアメリカ政府に都合のいい、ウソとデマの宣伝であったか・・、ということを悟りました。平和資料館に立って、私はひとりの人間として、アメリカ人として、いたたまれない思いを抱きました。私の愛するアメリカという国が、あの原爆を、女性や子供や赤子やお年寄りが暮していた住宅や病院や学校の上に、無差別に投下した・・・という事実をはじめて知ったのです。原爆は、人類史上、未曾有の大量破壊兵器です。原爆の放射能に晒されて、六十年後の今日も、後遺症に苦しみながら亡くなっていく方がおられます。わがアメリカこそが、テロ行為のキングだということをその事実が示しています。アメリカはテロ行為の見本を示したのです。こういうことがあって、私は、あらためてアメリカの建国以来の歴史を勉強する決意を致しました。そしてわがアメリカは、文字通り『テロの上に成り立っている国。暴力の上に成り立っている国。』であるということを知りました。
これは米軍の元海兵隊員のアレン・ネルソンさんの講演で話されたこと。アレン・ネルソンさんはベトナム戦争へ行き、そこで偶然ベトナム女性の出産に出会ってしまう。海兵隊に入隊することをとても喜んでくれると思ったお母さんは、『もう、私の息子じゃない!』と彼に言うが、アレンは、それでも初めて行く事ができる海外への派兵を喜んでいた。ベトナムの前にまず沖縄で訓練を受ける。アメリカ本土の訓練と沖縄での訓練はまったく違たそうだ。沖縄では『殺人』の訓練を受ける。米国では目玉であった標的は、沖縄では人間の形をしている、弾も沖縄では実弾で訓練。『KILL! KILL! KILL!』と連呼させる。そんな訓練を受けている彼らがシャワーを浴び、町に繰り出せば、暴力だけを置いて町に繰り出す事はできないという。タクシー代を払わない、女性への暴力、これらは日常茶飯事であり、表に出るのはごくごく一部だという。アメリカでは、民家の上に飛ぶことはゆるされない軍用機も沖縄では爆音をたて、平気で飛んでいく。こういう光景を毎日見ている沖縄の子供たち、それに反対をしない大人たち。それを喜んで受け入れる大人たち。米軍関係で働いている人たちは、お給料もよい。 その中で育ち、『良き隣人政策』なんて米軍にはとても都合が良い政策で、軍服の米兵を恐がらないような教育を受けている子供たち。私は、ゾッとする。大人たちは米軍と関係した仕事をしているとエリート意識まであるのか?子供たちをそのような状況で暮させ、自分達はこの国際テロ組織集団である米軍を歓迎し、『米兵だって悪い人ばかりじゃない』と嬉しそうに付き合う大人たち。先日、本屋さんで小林よしのりの本を立ち読みした。米兵に強・姦された少女の事件、それについて米兵は相手の女性の年齢を確認しなかったのはいけなかった、米兵目当ての女性も本土から来る、などと言っている。確かに西洋人コンプレックスの強い人たちは、相手がどんな人間であるかも確認せず、同じ日本人だったら絶対に受け入れないような男性でも、米兵というだけで群がるだろう。この小林よしのりがテレビに出演していた時、以前、少しだけ話を聞いたことがある。 しかし、ここまでバカ男だとは、その時は思わなかった。最後に沖縄が二度と戦渦に巻き込まれないように、というようなことを書いてたが、この小林よしのりほどのバカが沖縄のワカモノたちにもよく読まれている、というのだからびっくりする。小林よしのりはお祖父ちゃんの話を聞きながら育った、というようなことを言っていたが、あの戦争を孫に自慢げに話すのは、よほどの●●●モノだと思う。 米兵の訓練の様子を私は見たことがある。先日、観た映画『いのちの食べかた』の中に出てくる野菜、ウシやブタの受精から出産、育て方、そのやり方とまったく同じだ。私は吐き気がして気分が悪くなった。しかし、米兵の訓練や米国の低所得者層の軍隊への道程を客観的に見てみるとならそれらと変わりが無い。アレンさんは、小泉首相の息子がテレビのCMに出ていたが、彼らは決して軍隊には入らない、と冷ややかに見ている。そしてそんな米兵を喜んで受け入れる日本国民の卑しさにもうんざりする。 靖国神社には大勢の人がきっと今日も繰り出していると思いますが、その近くにあるこちらの千鳥が淵のほうには、殆ど人がお参りしません。私はこちらのほうが好きですね。もし、自分が戦地へ行かされて死ぬようなことがあったら、神道である私ですが、靖国神社へ祀られるのは嫌です。この千鳥が淵は、現状のままにして欲しい。きっと靖国に眠る人たちも喧騒を逃れてこちらで、緑に囲まれ、鳥や虫たちと一緒に静かな8月15日を過ごしていることでしょう。靖国神社の近くのビルにある『しょうけい館』こちらにも行く人が少ない。傷痍軍人さんたちの言葉がたくさん聴けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
「戦争を話す」のは、「普通の国」であったならば常識的な事です。
死線を潜り抜けて生還した人々から学ぼうとせず、ひたすら過去に蓋をするのは、また、後代に生を受けた者として、学習熱意に欠けると思います。 生前の阪井三郎氏に直接お会いした事がありますが、彼の話には、敵陣の真上で曲芸アクロバットした、ぶっ飛んだ男ならではの凄さがあります。若きエースが、あれだけの人望を集めたのには、能力だけでは成し得ない物があると実感しました。平時なら、ただの変人で、名前なんて、絶対に残らないような人でしょうけど。 又、子ども時代、積極的に御老人に戦争の話を聞きましたが、戦争に参加して、悲惨だっただけを繰り返す人間は、ボクの聞いた限りでは、皆無でした。現場で戦っていた人間は、そんな感傷に浸っている余裕なんてありませんから、それが偽らざる感情です。話をしていても、戦友が倒れた時の、状況説明がやたら明確で、主観的表現が少なく、自己行動分析をきちんと出来ているのは、彼らの本能のなせる業です。 後方にいた人間に、「悲惨だった」を繰り返す人間が多いのは、恐怖を感じる程の余裕があったから、ということ。それはそれで、話が真実でないとは言いませんけど、前線で戦った人ほどの人生訓を得る事は、難しい。 (2008/08/18 12:46:41 AM)
>米兵の訓練や米国の低所得者層の軍隊への道程を客観的に見てみるとならそれらと変わりが無い。
以前にも言いましたよね、米兵が低所得者層出身というのは、ウソです。大学のスカラシップを受ける為に入隊するのは、よくありますが、向こうの学生は、親に甘えるのは高校生までで、大学生になれば立派な「大人」として扱われます。ですから、スカラシップを受けるのは、当然であり、その為に様々な所からスカラシップが用意されています。かくいうボクも、奨学金で行きました。 並の頭があれば、軍隊が嫌なら、軍隊でなくても、その他のスカラシップをいくらでも受けられます。勧誘しているのは事実ですが、それは日本でも大学に自衛隊幹候の勧誘が来るのと同じような物です。 >小泉首相の息子がテレビのCMに出ていたが、彼らは決して軍隊には入らない、と冷ややかに見ている。 これを言う人に、ボクはいつも問いたいのですが、 「政治家の息子が、軍人になれば満足なのか」と。ヘンリー王子みたいに、テロリストよりパパラッチに追い掛けられる兵隊が混じっていたら、軍隊全体としても迷惑じゃないでしょうか。 アンドリュー殿下のように、立派に任務をこなされるのもいいと思いますが、そういう義侠心は、個人的な事にとどめるべきだと思いますね。 >靖国神社には大勢の人がきっと今日も繰り出していると思いますが、その近くにあるこちらの千鳥が淵のほうには、殆ど人がお参りしません。 神社とか寺とかいうのは、「精神」の場であって、墓は、本来、「死体のゴミ処理場」ですから。墓を守るのは、武家のフェチシズムが一般化したものです(笑)「精神」とは「教義」に裏打ちされるものですから、「教義」に反する者などがいると、どうしても喧噪の場になりますよ。いえ、ならなければならないと思いますね。 (2008/08/18 01:27:01 AM)
初めまして!
吉雄777さんのところからお邪魔させていただきました。 さだまさしさんの「風に立つライオン」に“千鳥ヶ淵”という言葉が出てきて驚いた私。 意味するところは、こういうことだったんだと理解するまでに日が掛かってしまったお馬鹿な私です。 どこでどう道を間違えてしまったのでしょうね。 もう、数十年も前、峠三吉さんの「人間を返せ」を歌うことになり、 「はだしのゲン」を読む機会がありました。 痒い!と思ったら掻いても掻いても蛆が出てくるのですよね。 そんな兵器を作ってしまった国。そして落とされた国。 チェリノブイリの原発事故があったときに、その悲惨さは世界中に伝わったでしょうに、 「空中に漂っている」とは驚きました。 “臭い物には蓋”“長い物には巻かれ”今の日本があるのですねぇ。 (2008/08/23 10:43:16 AM)
まあちゃん9541さん
>チェリノブイリの原発事故があったときに、その悲惨さは世界中に伝わったでしょうに、 >「空中に漂っている」とは驚きました。 >“臭い物には蓋”“長い物には巻かれ”今の日本があるのですねぇ。 ----- 風に立つライオンという曲は聴いたことがありますが その歌詞に”千鳥が淵”が出てくることは知りませんでした。 今、検索して歌詞を読みましたが、この曲の中に出てくる 千鳥が淵の言葉が、戦没者墓苑のことをかねているのかは わかりませんでした。 千鳥が淵の桜は、それはそれは見事なものです。 何年か前、都内の桜の名所を見ようと寄ったのが 千鳥が淵です。昔、友達と行ったことがありますが 年を重ねた今、趣が増して素晴らしい桜です。 この歌詞を私が勝手に解釈しますと、やはり自分の『好きな人』と 一緒に観た桜、ということがあるかと思います。 確かに千鳥が淵の桜は見事で、見事で、どの角度から 写真を撮っても素晴らしいものでした。 しかし、この見事な桜たちより、私にとっての最高の桜は 毎日、シロと散歩した小さな川沿いの桜並木です。 さだまさしさんに聞いてみないと、そこらへんは 詳しくは解りませんが、 『故郷の桜より、君と過ごした千鳥が淵の夜桜』のほうが 思い出深いということは、それだけ彼女への愛が本物で深い、 ということではないでしょうか。。。 もし、私ならどんなに立派な千鳥が淵の桜より 自分の生まれ故郷の桜のほうが、より美しく思い出されるとおもうのです。。。 ということは、故郷の桜より勝る愛する人が今までにいない、、、 ということかと思う今日この頃です。 日本は道を間違えた・・・という歌詞には思い当たることはありますね。 (2008/08/23 02:23:49 PM) |