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2008年01月06日
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カテゴリ:不幸の予防方法
ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.101 07/07/03(火) 発行

 皆様、こんにちは。お久しぶりです。お元気にしていらっしゃいましたか?
 私のほうは、本業のジュエリーの方で結構多忙です。執筆業のほうでも編集の最中で、すでに書いた原稿を見直ししています。書いてから寝かせてあったので、補足事項を入れたりしています。

 相性の良い編集者の方と出会えたので、本当に感謝しています。
 この種の仕事(本や音楽)は、どの取引先を選ぶかによって、仕上がりや売り出し方が変わるので、私は慎重に選んでいます。相性の良い編集者を選ぶことが大事なのです。

 相性がよろしくない編集者とそのまま仕事を進めても、先でもっと他の問題がでてきてしまいますし、自分自身が納得するような内容のものは出来上がってきません。
 そういう時は、目先のビジネスとしての利益やチャンスを捨ててでも、お断りしてきました。そんな納得のいかないものを読者の方々に届けるのは読者に対して失礼だと考えているからです。

 私にとって仕事の優先順位の一番は、
「買ってくれる人々」
なのです。読者の方々に、自分なりにできるだけ良いものを作って、厳選してお届けすることが大切だと思います。

 ですから私は、仕事を慎重に選んで、取引先の会社や編集者の仕事の進め方も観て、自分と相性が良いかどうかを重視しています。


「読者の方々からの反響」

 本音をつづっている無料のメルマガを続けてきましたが、だんだんと読者の方々から、
「やっぱり、ブルーシャさんが言っていたとおりでした」
と反響が増えてきました。年月が経てば経つほど、後から真実が浮き彫りになってくるからでしょうね。

 特に、服装について、
「女性は波動の高い、素材と仕立ての良い服を少しだけでいいので持つようにしてください。良い波動の服装は、良い波動の男性をひきつけて、悪い波動の男性を寄せ付けないバリアになって守ってくれますから」
ということを書いてきましたが、それについて、

「美輪さんと江原さんも、全く同じことをこの間テレビで言っていました!」
と読者が何度か教えてくださいました。その通りなのです。これは、霊的な法則です。

 また、私が説いている、
「経済学の視点を持つことの大事さ」
に対する反響が一番多いです。
 女性の皆さん、勉強熱心ですね。それはとても良いことだとおもいます。

 世の中の男性たちにとっては、
「男として社会の中で仕事をして生きていくうえで、経済学は知っていなければならないマナー」
のようになっていて、ほとんど社会の常識のようになっていますよね。

 男性にとって経済学は「男学」(おとこがく:私が作った用語、男として知っておくべき最低限のこと、なぜなら「アンタは男だから!」「だって、男でしょう?」(笑))の常識なのです。

 私は男性に対して希望を持っていて、「男は強くあるべきだ」と思っているからです。

 太古の昔、狩猟時代には、腕力が強くてスタミナがあって勇敢な男性が「強い」とされたのでしょうけれど、時代が進んで、特に経済も予測不可能で未曾有の現代では、男として「強い」ということは、腕力よりも「知力」や「知恵」になっているのだと思います。妻子を守って生き延びるための「知恵」というのは、やはり経済学の視点があったほうが断然いいのです。

 原始時代に生まれていた男性なら経済オンチでもよかったでしょうけれど。
 経済学の内容は全然ムズかしいことではないですし、竹中平蔵氏なども、みんなが分かりやすい経済の本を出してくれています。他にも、色々と分かりやすい、図で表したような経済の本がベストセラーになっています。

 でも男性達だけでなく、本当は、女性の方々にこそ、経済学の視点を持っておいていただきたいと願っています。

 ミクロとマクロ、長期的スパン、利益分配、費用対効果などの視点を持っていると、女性として災難に巻き込まれずにスイスイと幸せに人生が進んでいくからなのです。

 女性は神聖な魂を霊界から呼び寄せて体内に宿す存在なので、それまでの間はずっと守られるべきだと思っています。
 神聖な魂は、神聖な母体に宿るからです。

 聞いた話しですが、イエス・キリストが宿るまで、エッセネ派の人々は、母親となるマリア様を家系から出すために、「何代もの世代に渡って正しい祈りと行いをし続けて魂と肉体を清め、高級霊を母体に呼び寄せる準備をしていた」そうです。
 1代では無理なのです。

 女性に経済学の視点があれば、世の中の常識や古い伝統や、男性達が言っている内容に、いちいち振り回されなくて済みます。

 周りの男性達だけではなく、貴女の周りにもいる、自分がした同じ失敗を若い女性たちに無意識で誘導しているような、姐さん面をしたがる年上の女性達の言っている内容にも、振り回されなくなります。

 つまり、どれが正しくて間違っているか、どれが賢くてどれがおバカさんなのか、すぐに心の中で判断できるようになるのです。

 要するに、負け組みの人達が言っていることを聞かなくて済むのですよ。
 これは結構、重要なことです。でも、何も知らなかったら、常識を鵜呑みにして信じて、振り回されて流されていってしまいがちです。

「ブルーシャさんが書いていた経済学の考え方や視点、知識の大切さを知り、色々本を読んで勉強するようになりました。家族ぐるみで尊敬する経済ストラテジスト(男性)に、
“経済の勉強のために株をやってみたいと思いますが、株って、勉強になることなのでしょうか?”と聞いたら、
“大賛成です。株ほど世の中の勉強になることはない、一番世の中について勉強になります”と言っていました。ブルーシャさんが言っていた通りだったのです。だから私は株をやり始めて、そのために経済の本をたくさん読んで勉強し始めました。経済学がこんなに面白いなんて、今気がついてよかったです。」

「彼が経済学部出身なので、経済が面白くてたまらないという話はちょろちょろ聞いていましたが、今まで手を付けていませんでした。せっかく彼から色んな話しを聞けるのだから、これからはもっと教えてもらおうと思いました。」

「よく考えたら、人生も株と一緒ですよね。今気がつきました。どんな男性と結婚するかとか、どんな業界の仕事に就くかなど、将来がどうなるか分からないことを選んで賭けていかなくてはならない繰り返しです。
暴落する株を買うのと同じで、もし暴力夫を選んでしまったら人生も一旦暴落してしまいますし、それも株の暴落と同じ気がしました。」

などなど、反響がありました。

 なるほど、株式市場を見ているように、世の中の物事や人々などを観察してみるという視点もあるのですね。私は株は一切やらないで、自分が株だと思って自分自身に投資してきていますが(笑)、それさえも、経済学のお陰で身についた視点の、
「長期的スパンで考える」ということと、
「生涯賃金でトータルで考える、その保険のためにスペイン語などのスキルを磨いておく」
「費用対効果」などという考え方の果実なのです。

 メルマガに書いてみたことによって、女性の読者の方々に良い影響があって、本当に良かったなと思います。

 女性の方々にこそ、経済学の視点を持っておいてほしいと思いますし、それは女性としての不幸の予防につながるのです。
 「知は力なり」なのです。

 経済学部は、「幸せな女養成学部」ともいえるのじゃないかと思いました。私自身が、これまでの若い人生の中で、本当に、経済学が私を助けてくれたからなのです。身にしみて実感していて、感謝しています。

 まず、世の中の仕組みや動きを知ったり予測する道具が手に入るので、自分の中に価値判断基準がズバッとできてくるのです。だから、「周りのこと、常識、伝統、平均値」などに、全く惑わされなくなり、「物事の本質」を見極めてつかむことが出来るようになります。

 周りでも、まともな内容を言っているような、尊敬できる方々は、法学部や経済学部がほとんどです。「知は力なり」で、視点が増えるからなのでしょう。彼等は仕事も私生活も両方とも人生が上手くいっています。私は好きなことばかりを選んでしていて、色々なことを仕事にして生きていますが、それを絶賛して応援してくれている男性達は、全員、法学部と経済学部出身ばっかり!なのです。彼らなりの価値基準がしっかり確立されているからですね。

 反対に、私に突っかかってきたり、私から観たらおかしなこと、無意識で常識に振り回されてしまっている内容、道徳の先生のようなことばかり言っているような人々は、なぜか文学部とか人文系ばっかりで、経済アレルギーで経済学を全く受け付けないクローズドな人達ばかりなのです。私に、”文章を書くのを辞めろ!”とか、”音楽を作るのを辞めろ!”とか言ってきた人達は、全員が人文系にひどく偏った、経済・法律オンチの人達ばかりなのです。お陰さまで、「う~ん、この人が言っていることは偏っていて間違っているなあ~、聞く必要ないなあ」と、すぐに気がつきます。

 昔、そんな人を助けようと思って、「視点を増やすために経済学の本を読んでみたら?もう時代遅れだけど、ケインズは天才だと思うよ。ためになるよ」と言ってみたことが何回かあるのですが、「経済学=難しい=苦手」とか「アレルギーがあるからダメだ、受け付けない、頭に入らない」などと拒否していました。

 思考が凝り固まってクローズドになると、世間の常識や伝統などというものに、それが正しいと闇雲に信じちゃって振り回されていくのです。

 そういう人達は、やっぱり私生活も上手くいっていないのです。離婚や不倫など、人生やせっかく築いた家庭が崩壊してしまっています。

(家庭が崩壊するということは、霊的に見ても家系が乱れることなので、高級な魂を呼び寄せる基盤を失っているということなのです。霊的にはとても重要な意味があります。)

 そのうえ、そういう、私生活がまともでなくなっている人ばかりが、私に当たってきたり、いちゃもんを付けてきました。共通点が、人文系で私生活がめちゃめちゃ(不倫や離婚)でした。

 知恵がないから、自分自身の家庭も崩壊させてしまって、私生活がまともではなくなっていくのです。

 知恵がないから、無条件に世間の常識や伝統の奴隷になってしまって、「それが正しいとされているものだから」と無意識で服従してしまってきたから、私生活が崩れていくのです。

 自分で決めていないからそうなるのです。でもそれを選んだのは自分の責任なのです。なぜそうなるのか?それは、知恵が足りなかったということにつきます。





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最終更新日  2008年01月08日 19時32分13秒
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