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カテゴリ:読者のお便り
読者の方から今時のリアルなご質問をいただきました☆ もしかして皆様も影響を受けているのかもしれないので、私なりに少しコメントさせていただきますね☆ お便りありがとうございます!!! とても参考になります。 以下、お便りの一部分を掲載させていただきます。 「・・・ ブルーシャさんの「ワクワク」ってありますか? ブルーシャさんは「ワクワク」を体験してそうだから聞いてみました。 日常的に「ワクワク」 「XXXXX」 という本を読みました。これから次元上昇(アセンション)するにあたって、 私は正直ワクワクって、ないです。 仕事がツライとは思わないけど、ワクワクはあんまりないです。 私の周りでも読んだ人はすごく目からうろこ状態で、 面白い内容なのですが、かといってワクワクはしないけど、いまさら職業変える気もしないですし。 ワクワクする事なんて職業で思いつかないですし。 どうせいっちゅーねん。って。 ・・・・・ 」
(以下、ブルーシャ記す) ああ、XXXX(名前は伏せさせていただきます)ってニューエイジ系で、ワクワクすることだけを追求していたらいいという思想ですよね。かの有名な。 またこの時期になって日本で流行ってきているのですね。フムフム。
私も昔、何年も前に人からこのシリーズ本を読んでほしいって言われて置いていかれたことがあったので、少しは読んでみたことがあります。 でも私はこの本は読まなくていいなと思ったのです。(それはその本たちを置いていって貸してくれた方には言いませんけれども。)
「ワクワクすることをいつも追求していけば良い」という思想は、それだけでは甘いと感じました。
この手のニューエイジ系の本は、落ち込んでいたり凹んでいたり、うつ気味の方が読んだら元気がでてくるかもしれませんね。一部の人々を救う効果はあると思います。
でも、うつではなくて凹んでもいない大半の人間にとっては、「ワクワクを追求すること」とか、「そのままで、今のままでいいんだよ」とかは、ワクワク&甘い&楽しいことばかりに目を向けすぎていることなので、陰陽の点でバランスが取れていないですよ~。
人間って、「現状維持」=「くさいものにはフタをする」ということは現実から逃げるということなので、結局何歳になっても成長しないままの状態がずっと続くことなのです。
くさいものにフタをしたって、この地球上の現実界には良いも悪いも色々なものや人があるのだから、どこに行ったって明るい光の面と暗黒面と両方があるわけです。もちろん前にも書きましたけれども、プライベートでは波動の高い友人達だけを選んで良い魂に囲まれて過ごすことができますが、この社会で仕事をするには波動が高い人とだけ交わっていればいいという訳にはいかず、仕事関係ではどうしても魂の波動が高い人から低い人から色々な状態の人々と接触していかなければ成り立たないですよね? 仕事って魂の修行なのです。娑婆ってそういうことです。
それと私は昔からエネルギー旺盛で根っからの”チャレンジャー” でしたから、私の人生はずっとチャレンジングで、そのギリギリがずうううっと続いているのです。 ”チャレンジャー”は果敢に前任未踏の境地までゴリゴリと戦車のように進むので、「ワクワク」だけじゃなくて「自分との戦い」がずっと続くわけです。
だから私の人生はずっと、今でも、「格闘技」みたいなものです。 チャレンジャーというのは、ファイターなのです。(←多分これは、ずっと私の守護霊についてくれていた弘法大師の性格や、不動明王の気質が私に影響しているのだろうな~と思います。) そういうふうに根がチャレンジャーでファイターな私は、「ワクワク」だけだと軟弱に観えて、人生の無駄使いに感じるタチです。 私の人生は、全開で思い切りやりたいことをやって完成させて燃え尽きたいと昔から考えていました。20歳頃からそういう考えは変わっていません。
そして私にとって私を成長させてくれたものは、「努力」を続けて何かを達したり上達したり、限界だと思っていたことを打ち破ったりした時に、同時に思考全体も進化していたな~という繰り返しでした。
何かをマスターして極めて行く段階では、最初は楽しくワクワクしていても、だんだんに苦しい時期がやってくるので、乗り越えなければいけない苦しい壁があります。何の分野でもそうだと思いますヨ。 その苦しい時期がきても辞めないで淡々と努力を続けると、ある日、ブワ~ッと急激に上達するのですよ。
何かをマスターするときでもそうですが、結婚もそうですよ。 ワクワク楽しいだけじゃないですよ、結婚も。何か物事を上達させるときのように結婚も好きでしていても山あり谷ありで苦しい時期もやってくるものだと思うのです。そういう時でも、そこでやめずに続けていると、乗り越えられるものだと思います。 ワクワクだけを追求すると、ワクワクしてて、途中でワクワクがなくなったら、また別のワクワクするものや人に乗り換えようとしてしまいますよね? それだと結局、乗り越えた経験、努力で突き抜けた経験が無いままになるから中途半端になると思います。
私は自分が好きなことを専門分野として選んで、勉強を積んで精進して行ったけれども、それはワクワクだけの世界ではないですよ。
私にとってワクワクだけが続くのはDJの仕事でしたね。音楽の選曲はワクワクします。 でも、DJをやってみて、ワクワク楽しいけれども、「私はずっとここにいてはいけない。私にはもっと他にやるべきことがある」ということを感じました。ワクワクばかりする仕事だけし続けるのは物足りなかったのです。
それで私は今でもニューヨークで戦い続けています。
日本に帰ると周りの人々からはニューヨークに住んでいてうらやましいと言われたり思われることが多いですが、とんでもない! ニューヨークに住むことは、それだけで毎日格闘技みたいなものですよ~! 日本に住むほうがずっと楽です。
それに、私は本を書いたり、ジュエリーをお作りしたり、取材する仕事をしていますので、周りから見たら自由そうだしワクワクしているように観えるのかもしれませんが、 それが実はそうでもないのですよ~! ・・・と言うと、皆様、驚かれるかもしれませんが。
私の毎日は、けっこういつも淡々としていて、同じようなことの繰り返しが続きます。順番にこなしていくのです。ワクワクすることってそんなにないですよ。
それに、ハイエンドジュエリーを作ることはお値段が高い宝石を使うのだから失敗は許されないし責任がかかるし、プレッシャーもかかるし、細かい仕事で目も疲れるし、手先から何から神経を使うので、集中力がそんなに持たないのですよ。 ジュエリーを作ることも、他の作品を作ることも、まるで格闘技ですよ~!!!
芸術家って、毎日が格闘技なのです。 ワクワクどころか、格闘で神経をすりへらしてキイイイイー!となっている感じです。 それでも自分の使命は作品を作ることだと思っているから、何か毎日作っていたいわけなのです。
だから熱中しすぎて同じ体勢のまま知らずに制作に打ち込んで過ごしてしまって、ふと我に返ったら肩こりがひどいことになっているのですよ~。 制作中は、私は意識がアナザーワールドに行っていて肉体の感覚が無くなるので、自分がどういう姿勢のままじいいいっと3時間も4時間もそのままいるのかに気がつかないのです。
それで、「ああ~またやってしまった!1時間半ごとに休憩とストレッチをしないといけないのに。忘れてた!肩がコチコチだ~」 となってしまうのです。
・・・長くなりましたが、以上のような感じで、人間はワクワクだけではあまり成長しないと思います。 仕事ではワクワクできないようなものや人を避けることはできない場が社会だから、そういうものだと思います。
毎日、たんたんと日常が平和に過ぎて行くことが、幸せなのではないかな~?と思います。 だからそのまま、今の仕事を変えないで良いと思いますよ。淡々と今のお仕事を続けられていくほうが良いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月02日 15時52分42秒
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