今年のハロウィーン
10月中頃に日本へ遊びに行った時気がついたこと。ハロウィーンが日本でも定着? お菓子屋さんや雑貨屋さんに、あのパンプキン色のJack-O'-Lanternグッズがずらり。幽霊、物の怪、墓石、ホラーものは無かったみたいだけれど。ご当地では10月といえばもちろんハロウィーン。隣近所は一家総出で前庭を「お化け屋敷」の入り口みたいに装飾。本来のハロウィーンの意味合いからはややずれているのだが、"Trick or treat?"ってお化け(その他諸々)の格好でお菓子をもらいに来る子どもたちを、「ちょっとびびらせてやろう!」的な遊び心が面白い。世の中、甘いお菓子をただで貰えるほど甘くないのである。ま、子ども相手にやり過ぎはアカンのだけれど。今年も沢山お菓子を用意して、夕暮れからそわそわしていたのだが、寒い日だったせいか20人くらいしか子どもが来なかった。寒いので引き止めて写真を撮るのも悪かったので、我が家へやってきたお化けキッズたちのことは割愛。代わりに、その数日前にぶっきぃの職場であったハロウィーンパーティーをご紹介しよう。中小企業には珍しく、職員用の託児所が敷地内にある。なので同僚のお子達が仮装してパーティーに参加。とても可愛かった。ドーナツ食い競争など子ども用のゲーム、Trick-or-treat用のお菓子ステーションなど、職員のボランティアが力を合わせてパーティーをセッティング。飲み物や食べ物は職員の有志持ち寄り。ぶっきぃも飲み物を持っていった。ハイハイするアザラシ君。よく動き回る人気者だった。生後8ヶ月。職員のかたのお孫さんだとか。え~? この人おじいちゃんだったの? 同僚の皆さんの家族像が分かるのも楽しい。左下はドラゴンの衣装の上半身をお父ちゃんがかぶっている親子2人羽織(ちょっと違うか?)。右下のエレファントな兄弟もとても可愛かった。どこでこんなコスチュームを見つけるんだろう?ぶっきぃの職場は科学者の集まり。なのだがアートに秀でた人が割りと多くて、ことあるごとに驚かされる。天は二物を与えるものなのか?職員応募によるパンプキン彫りのコンテストがあった。上のパンプキンは応募作品の1つ。古い引き出しの取っ手やドアストッパー、ブドウの実などを再利用。こんなステキなJack-O'パンプキン、見たことが無い。しかし、さらにバカウケだったのはこれ。Jack O'Scientist博士 パンプキン技術部所属 ・・・だそうである。左手前の小さなカボチャの中にはドライアイスが仕込まれていて、白い蒸気をもうもうと立てている中に小さな試験管。P20, P200, P1000と、研究者必携のマイクロピペットが几帳面に並べられているあたりの芸の細かさ。アセトニトリル製の実験用グローブ(紫色)もリアルである。こんな遊び心たっぷりの職場。楽しくて仕方ないよね。皆さんのハロウィーンはどんなだったかな?