小さなワイナリー探訪
今日は我らがSoxが3対1でリードしている。頼むからたまには勝ってほしい。熱血ファンはここのところ口を閉ざして「そのこと」には触れない。「そっとしておいてください」モード突入なのである。まだ7月だというのに、そのモード突入はちょっと早すぎなんだけど。 雨が多くて気温の低いこの夏。温度も日照時間も不足気味だからだろう。畑の野菜も、花壇や道路際の草花も育ちがゆっくりしている。いつもだったら6月ごろがピークの花が今もきれいに咲いてくれている。雨続きなのはうっとうしいけれど、花の季節が長いのだけは得した気分。今年は特にきれいに咲いているブラックアイドスーザン(Black-eyed Susan)。「黒い瞳のスーザン」という名前の宿根草。道路端や空き地に群生している。写真左: 野生の素朴な「スーザン」。一緒に写っている白い花は、クイーンアンズレース(Queen Anne's Lace)。「アン女王のレース」というゴージャスな名前の野生ハーブ。写真右: ぶっきぃの庭の園芸品種の「スーザン」。花が大きく、八重咲きや赤い斑入りなど色々な種類がある。手前に写っている咲きかけの薄いピンクの花はパープルコンフラワー(Purple Coneflower)。エキナセアともいう。週末なのでドライブすることにした。どこかの高速サービスエリアで貰ってきたパンフレットを手に、その場所へ行ってみようという気ままな午後のドライブ。行った場所は、ニューハンプシャー州にある小さなワイナリー。カリフォルニアに比べたら数も種類も限られているけれど、ちょっと足を伸ばせばマイクロ・ワイナリーが幾つかある。お天気の良い日に、よく手入れされたブドウ園をぶらぶら歩くのはなかなか気持ちいい。納屋(barn)を改装したショップで、ワインのテイスティングやショッピングもできる。ここのワイナリーでは、赤・白・ロゼの自家製ワインが良心的な値段で手に入る。地元産のワインはちょっとしたパーティーのテーブルで活躍するので、1本あるといいかもしれない。赤(Zinfandel)を買ってきて飲んでみた。美味しかった。Jewell Towne Vineyards183 Whitehall Road, South Hampton, New Hampshire(603) 394-0600http://www.jewelltownevineyards.com/水~金曜日: 11:00am~4:00pm土日: 12:00pm~5:00pmニューハンプシャー州だけど、実際はマサチューセッツ州との州境にあるのでボストンからでも1時間以内で行ける。ハンプトンビーチやニューブリーポートへ夏の観光に行く時、ちょっと足を伸ばしてみてはどうだろう。