夏を封じ込め-その1:黄桃のシロップ漬
先週まで蒸し暑かったはずなのに、秋が急にやってきてしまったようだ。朝晩は肌寒くてジャケットがいるくらい。夏は短い・・・というのは分っているけれど、やっぱり物寂しい気分になる。だから、夏を閉じ込めてとっておこう、ということになる。ぶっきぃは桃が大好き。白桃でも黄桃でも、プラムやアプリコットもとにかく好き。新鮮な桃がファームスタンドに並んでいるのを見るだけで、とても幸せ。食べられたらもっと幸せ。採れたて新鮮な桃を買うなら、やっぱりここ。Volante Farm (Needham, MA) Brooksby Farm (Peabody, MA)今回はBrooksby Farmで箱売りしていた小さ目の黄桃を買ってきた。新鮮な桃は熱湯につけると、つるん!っと、驚くほどきれいに湯剥きができる。湯剥きした桃を、煮詰めて作ったアツアツのシロップと一緒に清潔な瓶に入れて滅菌密封。桃と一緒に夏の気分も密封しちゃおう。我が家は普段からブラウンシュガーを使うので、シロップの色が濃い目。なぜか手元にある「ファニー・ファーマーの料理本(The Fannie Farmer Cookbook)」には、こういった素朴な保存食のレシピがいっぱい。スローフード作りのお手本のひとつである。ただし、砂糖の使用量は本の半分以下で十分だと、ぶっきぃは思う。