水 が 新 し く
つ く ら れ る こ と は な い ?
地 球 上 で の 水 の 循 環
海 が 雨 に 、 雨 が 川 に
水は生命にとって欠かせないものだ。
湧水の名所などでは、多くの水を汲んで持ち帰っているが、
それでも水は干し上がらない。
なぜだろうか。
水は基本的には、
蒸 発 ➡ 凝 固 ➡ 雲 の 形 成 ➡ 降 水 ➡ 地 表 流 ➡ 海
というサイクルをくり返している。
太陽の熱で暖められた海や川の水が蒸発する。
水蒸気を含んだ空気は、乾いた空気より軽いので上昇し、
高度が高くなると冷やされて空気中のチリやホコリを核
として水滴になる(気温が0度以下の場合は氷の粒になる)。
それが集まると雲を形成する。
水でできた雲が上空に浮いていられるのは、上昇気流が
あるからだ。
水や氷の粒が成長して重くなったり、上昇気流が弱まったり
すると雨や雪になって海や地上に降り注ぐ。
地上に降った雨や雪の一部は伏流水や地下水などになるが、
大半は川などになってふたたび海に流れ込み、また蒸発が
起こる。
水はどこからか新しくつくられるのではなく、数十億年前
から絶え間なく世界中を循環しつづけているのだ。
参考文献: 地球46億年の秘密がわかる本(2017年10月発行)
の一部を掲載しました。
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最終更新日
2021年11月14日 12時43分39秒
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