今朝も４時５０分起き、５時２０分出発で、いつもの早朝プチツーリングから帰ってきました。
帰宅するのはだいたい９時前くらいになるのですが、その頃になると太陽が高度を上げていて、ジリジリと執拗に照りつけてきます。
出発時には２２度だった気温が、帰り道には３１度まで急上昇しています。

「さらに暑くなる前に、とにかく早く帰りたい・・・・」

その思いだけで家路を急ぐことになります。

そんな今日の帰路での出来事。
家路を急ぐ私の前方に、革のつなぎで身を固めたＳＳが走っていました。
その前方には１台の軽自動車が走っていて、そのＳＳはどのタイミングで追い越しをかけようかとその機会をうかがっているようでした。
そこに私が後方から急接近し、ＳＳの後方に付け、千鳥の位置にて状況を観察します。
そうしたらその私の後に今度は１台のオフロードバイクが追いついてきて、ピタリと後方に付きました。

そうです、みんな考えることは同じです（笑）。

この時間帯にみんなそれなりの格好をしてこの道を同じ方向に走っているのは、「帰路」についている証拠です。
みんな「早朝ツーリング」を満喫して、暑くなるまでに家に帰ろうとしているバイクなのです。
なので一刻も早く、暑さがガマンできなくなる前に帰りたい・・・その一心ですね。
そうなると、前を走る軽自動車は、「行く手を阻む壁」のようにその３台のバイクたちには映るわけです。

そのＳＳ、道路の状況はよく知っているようで、無理な追い越しはかけません。
もう少し走れば、余裕で追い越しができる直線コースが待っています。
きっとそれを狙ってるんだな・・・
私も前のＳＳがスタートを切ればそれに追従できるように、ギアをあらかじめ一つ落としておきます。
きっと後のオフロード車も同じ事を考えているのでしょう。
動きはありませんが、ピタリと私の後ろにくっついて距離を維持しています。

そして、緩やかな右カーブを超えて広がる直線コース、きたっ！！

対向車がいないのを確認するやいなや、ＳＳが猛ダッシュ！
それに追従して、銀ちゃんも猛ダッシュ！！
それにさらに追従して、オフロード車も猛ダッシュ！！！

３台でツーリングをしているような息の合ったバイク集団が、あっという間に前の軽自動車を追い越して、そのまま爆走して帰ってきました。

まったく車種の違うバイクですが、乗り手が考えることは一緒・・・・なんだか面白い・・・

途中で一番先に離脱をしたのが私でしたが、妙な連帯感を感じて、にんまり笑ってしまったちちおにんなのでした。





（今日は、いつもの休憩場所が奉仕作業の車で入られませんでした。そこで、休憩所の近所で以前立ち寄ったことのある、道路脇の木陰で休憩を取りました。その時間帯にはまだ木陰の面積も広く、ひんやりとしていて、人通りも少なく、結構くつろげることがわかりました。これは新たな発見です。今後はここも多用してもいいかもしれないなぁ〜・・・（笑））



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