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テーマ:暮らしを楽しむ(383661)
カテゴリ:囲炉裏と火鉢
大阪は雨の日曜日となっています。
外は肌寒いほどで、冷たい雨が降ったりやんだりを繰り返しています。 そんな日曜日の午後は、のんびりと囲炉裏(いろり)生活を・・・・なんて本当は書きたいのですが、そんな生やさしいものではありませんでした。(苦笑) その出来事は、末娘の引っ越し作業で出雲に赴き疲れて帰ってきた2週間前までさかのぼります。 数日のことなので、わが家のアキを外に出していくか、それともインドアにしておくかを悩みました。 ところが出発当日に雨が降っていたため、それで外に出しておくのは忍びない・・・・ そう考えて、インドアの状態でカギを掛け出発したのが運の尽き・・・・でした。 この題名、そしてこの展開・・・・察しのいい方はだいたいおわかりかと思います。(笑) 夜遅くに長旅を終えて疲れて帰宅して、自宅玄関のドアを開け、アキが出迎えてくれて、荷物を部屋に運び入れて・・・・とここまではいつも通りでした。 あれっ・・・囲炉裏の間の障子が開いている・・・・! それに気が付いて、奥の間の囲炉裏を見た瞬間・・・私は背筋が凍り付きました。 そ、そこには・・・ある物体があったのです。 もちろん周囲は灰だらけ・・・・足跡も残されていました。 犯人はただ1人・・・ですね。 寅さんの口上で「結構毛だらけ猫灰だらけ・・・」がありますが、興味を持つんですね〜、やっぱり猫は。 そして、足を踏み入れると、気持ちがいいんでしょうね〜、ふわふわだし。 すると、もよおしてくるんでしょうね〜〜〜〜いろいろと。(苦笑) アキも悪気があったわけではありません。 そこにいい場所があっただけです。 私にとって安らぎの場所は、実はアキにとっても安らぎの場所に思われただけなのでしょう、きっと・・・ ・・・ちょっと違うけど、意味合いが。(苦笑) そんなこんなで、今日の午後からオールリセットとなりました。(笑) (これが犯人の残した足跡です。他にも物的証拠はありましたが、あまりのショックで写真を撮る気力もわきませんでした。かみさんが代わりに処理してくれました。ありがとう、かみさん。その当時の私はもうクラクラでした。6時間ぶっ通しでクルマを運転して帰って、これでしたから(苦笑)) (ふかふかの良い灰を入れていましたから、その部分をかみさんが根こそぎ撤去してくれました。右奥の部分です。この2週間というもの、気持ちの整理が付くまで手が着けられない状況でした(笑)) (何はともあれ、囲炉裏ですからまずは「加熱」から。加熱は一番手っ取り早い「殺菌」方法です。火を起こしてオガ炭に着火させ、長時間燃える「火だね」を作りました。それを先ほどの右奥の隅に配置し、しっかり時間をかけて加熱を行いました) (加熱が終了したら、五徳をいったん取り除き、灰ならしを使って灰を平坦に整えます。ここからの作業は囲炉裏の醍醐味のひとつです。とても心が清らかになり、気持ちが落ち着く作業です。囲炉裏が好きな方、灰紋を描かれた経験のある方、おわかりいただけるかと思います(笑)) (まずは撤去した五徳を再度配置し直します。正方形の囲炉裏に円い五徳ですから、できる限り中心を外さないように、五徳の位置の微調整を行います。それによって、後の灰紋の描きやすさや見栄えが変わってきてしまうからです) (位置決めが終わったら、今度は五徳の水平を取って高さを調整します。五徳の先端が高すぎても低すぎても、囲炉裏は不格好な感じになります。私の好みは周囲の台とほぼ同等の高さに五徳の先端がくること。こうすると鉄瓶や鍋を置いてもサマになり、火も見えやすく、手もかざしやすく、バランスがよくなるからです) (いよいよ灰紋を描く段階です。まず外周の正方形に沿わせて灰ならしを滑らせていくと、直線のきれいな灰紋が描けます) (その次に、五徳の外周を滑らせながら灰ならしを動かすと、このように円形の灰紋を簡単に描くことができます。直線だけの灰紋ではなく、こうした曲線が描かれるだけで、囲炉裏の雰囲気が劇的に変わり、やわらかさを醸し出すようになります。ポイントはこのまん丸の五徳。底部がまん丸だからこそできる灰ならしの動きです。円の灰紋を描きたいなら、このタイプの五徳をお勧めします(笑)) (あとは備品を囲炉裏の中に戻して・・・・) (しばらくアキの対策を考えつくまでは、ダンボールでフタをしておくことにしました。アキには罪はありません。砂場が見えなければ、もよおさないだけです(笑)) *へぇ~とか、うんうんと思われたら、こちら↓をポチッとおねがいします!* にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.03 17:13:26
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