カテゴリ:株式投資・優待
相変わらず、マスコミの功罪も大きいかと思いますが、2008年までのリーマンショックの様にTVレベルでも個人投資家のとんでもない儲け話につられ、日経平均がかなり高値になりだしてから株式市場に参加された方々も多いのではないでしょうか??? (それにしても、過去でもそうでしたが、広告塔として芸能人を使うパターンなども相変わらずですねwww)
特に今回はNISAもありましたから、日経平均16000円レベル→ 14000円レベルのたかだか2000円ばかりの下げで結構な含み損を出されておられる方も少なくないと思います。 私はかねてより言及してました通り、現在の日経平均は危険度が大変高く、尚且つそれを裏支えするような実体経済の好調性も安倍政権に移ってからも皆無に等しいと考えています。 ここ数日の営業日ではボチボチの回復を見せましたが、それでも油断は禁物。 特に新興国の通貨危機レベルでこれだけ下げたのですから、中国バブルの解れが顕在化すれば、リーマンショックの時に合った1日に日経平均1000円下げというのもあり得る話でしょう。 個人的には日経平均が15000円を超えだした辺りから、信用取引しなくても空売りに近いことができる1569 TPX-1倍と1580 日経-1倍を無理なく増やしている状況ですが、皆様方も株主優待ブームに乗せられないようにして、余裕ある投資を心掛けてくださいね。 【送料無料】シュワッガーのマーケット教室 [ ジャック・D.シュワッガー ] 海外勢4週連続「売り越し」…東京市場に迫るパニック相場- 日刊ゲンダイ(2014年2月9日10時26分) 兜町から“強気”が消えた。日経平均について、「年内1万8000円」とか「2万円」とはしゃいでいた証券マンたちは色を失っている。 「潮目が変わったのです。米国の量的緩和の縮小や新興国の通貨危機、中国リスクなど外的要因は無視できないものの、海外勢はアベノミクスを見切ったと判断すべきでしょう。東京市場に流入していた世界の投機マネーの逆流が始まったのです」(株式評論家の倉多慎之助氏) 外国人投資家の売買動向に、その兆候が顕著に表れている。昨年1~12月に約15兆円を買い越した海外勢は、今年に入って一気に「売り越し」に転じた。1月1週は1600億円、2週371億円、3週2329億円、4週7402億円と4週続けて売り越している。1月の合計は約1兆1700億円に達した。 「1月(月間)の日経平均は1400円近く下がった。その理由は間違いなく海外勢のモーレツな売りです」(市場関係者) 2月も上げ下げを繰り返しながら、下落傾向を続けている。 「短期売買を目的とする海外ファンドだけでなく、中長期保有が前提の年金ファンドも『売り』に回っている印象。そうだとすると『売り』が止まらない危険性がある。強烈な売り浴びせに注意が必要です」(投資顧問会社エフピーネットの松島修代表) 海外勢はまだ14兆円分を保有する。あとどの程度、売却するつもりか。 「少なくとも買越額の半分は売ってくるでしょう」(倉多慎之助氏) だとすれば、7兆円近くの「売り物」が残っている計算。だが、その程度ではすまないという見方もある。 「ハゲタカ勢は、12年11月にバブル相場がスタートして以降、日本株を買い続けてきました。平均取得単価は日経平均で1万円以下でしょう。今の下落相場では、できるだけ早く処分したほうが儲けは大きい。だから今後も躊躇(ちゅうちょ)なく売ってくるはずです。総額10兆円ぐらいは処分するかもしれません」(投資アナリストのリチャード・コーストン氏) 海外ファンド関係者はこう言う。 「日経平均の1万5000円回復がカギです。この水準まで戻すのに時間がかかると判断したら、『売り浴びせる』というハゲタカは多い。おそらく2月中が目安です」 7日終値は1万4462円。1万5000円は遠い。ハゲタカの売り浴びせが本格スタートし、10兆円の売りが出る公算は大だ。東京市場はパニックに襲われることになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.09 19:31:31
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