数学と言語学の違い。。。
数学は、ノーベル賞にはないカテゴリーだが、世界的に名を知られたフィールズ賞があり、しかも懸賞金付きの問題もある。これに比べて言語学には賞金付きの賞など無いし、言語の謎を解いても、誰も褒めてくれそうもない。あまりに当たり前過ぎて、言語の謎の解明に誰も価値を見出さない様である。尊敬する言語学者として私が筆頭に挙げるのは、勿論ソシュールであるが、私が、言語学者として絶対に認めないと決めているのがチョムスキーである。Web of Stories - Life Stories of Remarkable People: Marvin Minsky - Chomsky's theories of language were irrelevant (83/151)チョムスキーを偉大な言語学者と呼ぶ人もいるが、私は人工知能の父と言われるミンスキー博士と同じ意見である。チョムスキーが生成文法を掲げて言語学界に登場した事で、言語学は文字通り「文法学」になってしまった。彼は既に、言語学者としての活動はしていないが、その影響力は今でも世界中に残っており、言語学の正しい進歩を妨げている。彼の文法学を排除するのが、私のライフワークの一つである。