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カテゴリ:実験開発
生徒実験「化学反応の速さ」のレポートが出てきました。
生徒実験:化学反応の速さ(生徒実験)→2/9ブログ この一年間グラフの書き方をずいぶんしつこく指導してきましたので ほとんど全ての生徒が次のようなグラフを書いてくれました。 満足しています。 この反応は0(無色)→1(黒)のデジタルな反応ですから、反応速度(縦軸)は1/[sec]となります。 反応速度と濃度はv=k[NaSO3]の関係がよく出ています。 しかし、 反応速度と温度の関係はほとんどリニアで、温度が10K上がると速度は2〜3倍になることは示せませんでした。 予備実験でも反応速度と温度の関係はほぼリニアでした。 温度管理は徹底したのですが、この反応の特徴でしょうか。 さて、グラフの書き方ですが次の点に気をつけて指導しています。 他の人に見せるものであるから、 すぐになんの実験であるかわかるように書くこと 自身でも、後で見たときすぐわかるように(過去の自分は他人だと思え) そのために ①グラフのタイトルを必ず書く ②縦軸・横軸をしっかり引いて、軸の名前、目盛と数値、単位を書く ③データを記載、グラフ上に打点をしっかり書く ④グラフ用紙の余白を使わない(ノートの余白は普通書かないでしょ) ⑤直線にするか、曲線にするか、折れ線にするか、実験の内容を考えて判断する 2年生の最初のグラフは悲しくなるくらいひどかった、ここまで1年かかりました。 どんな仕事をしようとも今後の仕事の素養となります。こだわってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.11 10:29:55
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