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テーマ:化学(315)
カテゴリ:実験開発
ADVANTECの分液ろ紙「2S」を使った、油層と水槽の分離です。 これまで分液ロートを使ってきましたが、これはお手軽でよい。 水層はろ紙上に、油層は通過します。 上の写真は四塩化炭素2mlにヨウ素を溶解し純水4mlを加えて二層にし、ろ過したものです。 9秒ほどでろ過が終わります。 ろ紙上に水が残ります。ろ紙は水をはじくような様子。 試験管にはろ紙を通過した四塩化炭素がたまりますが、見た目ですが水滴は落ちてきません。 分液ろ紙は液相分離濾紙ともいいます。 水と有機溶媒の分離を目的として作られました。強い撥水性を持っています。 少しスムースな面とざらざらした面がありますが、どちらを上にしても同じような結果でした。 モノタロウで9cm100枚1958円、7cm1190円で手軽な値段かと思います。 分離が速いので、高校「有機化学」エステルの合成に使えそうです。 エマルジョンの分離もできそうなので今後試していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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