ワイルド・ワイルド・ウエスト
評点 ★★★☆(~★★★★) アクションとSFと西部劇が混ざったような作品 まあ、これも在りか。(発想は面白いと思います)ZD46060【中古】【DVD】ワイルド・ワイルド・ウエスト●1999年度 アメリカ映画 監督:バリー・ソネンフェルド 脚本:S.S.ウィルソン ブレント・マドック ジェフリー・プライス ピ-ター・S・シーマン 出演:◇ジェームス・ウエスト/ウィル・スミス アメリカ陸軍大尉◇アーティマス・ゴードン/ケヴィン・クライン 連邦保安官 発明家◇アーリス・ラブレス/ケネス・ブラナー 科学者・技術者 南軍の兵器開発を担当◇マグラス将軍/テッド・レビン 南軍の将軍、残党を率いている。左耳を失い、ラッパを義耳としている◇リタ・エスコバー/サルマ・ハエック 歌手 ラブレスに捕まっていたところをゴードンに助けられる◇ユリシーズ・グラント/ケヴィン・クライン(二役) 大統領●あらすじ 1869年、南北戦争終結後。陸軍のウエスト大尉は、戦争中にニューリバティで虐殺を行なった南軍の将軍=マグラスを追っていた。一方、連邦保安官のゴードンもまた、科学者誘拐の罪でマグラスを追っていた。二人は性格が合わないのだが、グラント大統領から「協力してマグラスと、その黒幕である科学者=ラブレスを捕まえるように」指示される。二人は一緒にニューオーリンズに向かうのだが・・・。●感想 南北戦争の頃が舞台とはすぐに分かるのですが、話があちこちして多少理解しづらい。が、主人公が誰だかは分かっているので、話には付いて行けます。馬に乗る時代なのに、高級マジックの仕立てのような装丁が施された豪華貨車が登場するとか、超強力磁石を使った回転兵器が登場するとか、最後には、実現不可能にも思えるようなメカ的巨大タランチュラが登場するとか、SF要素もふんだんで、これはこれで面白い発想かとは思いました。ただ、この種の映画は見慣れてしまっているせいか、何かワクワク感には欠けるところがあり、淡々と見て行くというか、そんな視聴感になりました。(実は途中で眠くて寝ちゃったんです!) 俳優さんの演じ方が上手いので、B級映画、と言う感じはなかったですが、見逃して惜しいな! とまでは・・・。 でも、映画製作を目指す人には、示唆を与えてくれる作品かと思います。蒸気機関をふんだんに使った機械アイテムなどは、良く描かれてました。