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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フィレンツェ大学
栗にポルチーニに...秋ですねぇ~。
大変御無沙汰しておりますが皆様お元気でお過ごしですか? パソコンが壊れてから一ヶ月。 周りの皆様の多大なるご協力を経て検証を続けて参りましたが ハードディスクのデータはありがたいことに救出できたものの パソコン本体の故障によるものらしく、リカバリー後も頑固に動かず...。 修理工場行きのようです。 でも部品交換などで最低5万円くらいかかると言われて これって、あと3万円くらい足せば新品買えるよね...とか思ったりして。 そしてXPの時代は終わり、さらに新しいバージョンが販売される予定とか聞いたら 一体私はどういう動きをすればいいのやら、わからなくなってきました。 とりあえず年末までは古いパソコンで乗り切る予定です。 Win98ではADSL繋げないし、最近忙しすぎてパソコンにも向かえず ブログ徘徊できなくて残念ですが、またパソコン復活後に 皆様のブログにも遊びに行けることを心待ちにしております。 さて、大学2年目は第一セメスターからぶっ飛ばしております。 火曜日以外の午前中は現場での実習。 予定表には8時半~13時半まで、毎日5時間でトータル550時間と書いてありますが 実際14時半から授業があるので、実習は早めに切り上げて大急ぎで帰ります。 授乳して昼食を軽く食べて大学へ戻って、16時半か18時半まで授業。 今まで夫はラマダンだったので18時半頃からラマダンのフトール(朝食)が始まるので 帰ったらすぐ私も一緒に早めの夕食としてフトールをいただいてから 赤ちゃん沐浴、やっとほっと一息といった生活でした。 昨年はフトールは自分で作っていたのですが、今年はとてもムリなので 毎日義姉が全て手作りで作ってくれて大助かり。 アラブパン・バガリール(モロッコ風クレープ)など 家に帰ると手作り品が各種並んだ華やかな食卓が用意されていて 本当に感謝・感謝の毎日でした。 午前中は、栄養相談の現場でディエティスタの仕事を脇で観察し 患者さんの体重を量る係をしているDelizia。 毎日様々な患者さんがやってきて、いろんな話が繰り広げられています。 特に高齢の患者さんで、それほど身体の状態が深刻でない人は 栄養相談と言うより、彼らの長いストーリーを聞かされるカンジ。 昨日はやはり高齢の患者さんが2人、私達の前で泣き出しました。 みなさん、各々の辛いストーリーを話していると、感極まって泣いてしまうのです...。 逆に、ひどい食習慣により太りすぎの人の中には嘘をつかれる方がいっぱい。 ディエティスタは患者さんの食生活において改善すべき点を把握するために 朝・昼・夕食に何をどれだけ食べているのか質問するのですが 真実の食生活を聞き出すのは至難の業。 なぜか皆さん少食で、いつも???疑問符が並んでしまうお答え。 こういった患者さんは、栄養相談は初めてでない場合が多く 自分がどれだけ甘いものや揚げ物が好きか良くわかっていながら 医者に痩せなければいけないと言われて栄養士のもとへ送られて 嫌々相談をしているので真実とはかけ離れた証言をしてしまうのです。 逆にポジティブに自ら痩せたいという患者さんは、 現在の食生活のどこを改善すればいいのか知りたいため 全て正直に食生活を語ってくれるので ズバリ改善点が指摘できて、毎月1キロずつ優秀に痩せていかれます。 お金を払って栄養士のところへ行くのなら 毎月コントロールの度に少しずつ痩せていく 前向きな診察の方が気持ちいいですよね。 毎日が患者さんとの心理戦なので、もっと深く心理学を学びたくなった今日この頃。 大学の授業でも心理学は組み込まれていますが 次回の心理学の授業では、現場での実習で溜まった疑問を解決できるといいな...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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