カテゴリ:アート
第3展示室。近世のコーナー。ここに「地獄極楽」の のぞきからくりがある。地獄ファンとしては、 垂涎の的。ずいぶん前から、見たいと思っていた のだが、やっと出かけることができた。レンズの 穴から、中をのぞくと、豆電球で装飾された地獄 や極楽の絵が紙芝居のように現れる。ヘッドフォン からは、男女二人のおどろおどろしい唄が流れる。 ぞくぞくする。それにしても、この唄、何と言う のだろう?説教節か? 江戸の見世物の展示では、江戸領国の見世物の 細工があった。干物の三尊像がかわいい。 岩波新書の「江戸の見世物」を思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは
この地獄極楽のカラクリは大好きなんですが、カメラOKになりましたか!嬉しいですね。これと絵金とアエノコトから始まる他界コーナーが途轍もなく好きです。 >この唄、何と言うのだろう?説教節か? これは覗きカラクリ用の歌で、特定のリズムがページめくりに丁度いいのです。口上、というようです。 目連尊者の~ という辺りがいいですね。 小津の映画「長屋紳士録」だと思いますが、笠智衆がのぞきからくりの「口上」するシーンがあります。 (2009年04月23日 21時41分29秒)
これは、歌でなく、口上でしたか。
私は、昔、チゴイネルワイゼンか陽炎座の映画で 聞いたような記憶があったのですが、定かでは ありません。 長屋紳士録は知りませんでした。 (2009年04月24日 05時28分14秒) |